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「iDeCoは節税効果がすごい!」のは最初だけ|受け取る時は課税対象に(:_;)

「iDeCoはメリットだらけ」と皆さん思っていませんか?

そのメリットだらけの最たる特徴である「節税効果」も収入が高い人ほど得をし、収入の少ない人や、当たり前ですが、税金を払っていない方は全く効果ありません。

もし、あなたが収入が高くて、「やっぱ節税効果あるんじゃん!」と思った方、いえいえ、受け取る時に課税されます。

これを「課税の繰り延べ」といいます。

「課税の繰り延べ」とは、「税金の先延ばし」ということです。

つまり、「は税金を払わなくていいから将来税金を払ってね。」ということです。

iDeCoのパンフレットには、「受け取る時も非課税枠あり」と宣伝していますが、実は、積立時に節税効果がある人ほど、受取額が非課税枠を超えてしまい、税金を払うはめに(:_;)

さらには、所得が増えるので、老後の健康保険料や医療費負担割合、高額療養費も増え、出ていくお金が増えます。

とはいえ、老後に安定的にお金が入ってくるのはありがたいことなので、「節税」という動機ではなく、「老後の貯蓄」という目標で加入するのはアリだと、思います。

ただし、「1度加入したらやめられない」というデメリットも多いので、慎重に加入を検討しましょう!

下記記事では、今までの話を図解を用いて詳しく解説しています。

こちらの記事では、できるだけ非課税内でiDeCoの積立金を受け取る方法も記載しています。

また、主婦(夫)や無職の方は、今は節税効果はありませんが、将来、年金を多く受け取れるという意味では加入の価値はありますが、くれぐれも「1度加入したらやめられない」デメリットは認識しておいてください。

加入の際には、必ず、iDeCoについてキチンとした情報を手に入れておきましょう。

iDeCoについては、下記で記事にしています。

ただ、今現在、節税効果がない方は、iDeCoよりも個人年金の方がおすすめです。

理由は、個人年金はいつでも解約できるので「急な出費にも対応できる」からです。

iDeCoでも解約はできますが、解約するには色々とハードルがあり、一般的には「解約できない」と認識しておいた方がいいでしょう。

iDeCoと個人年金の比較については、下記記事をご覧ください。

このように、「iDeCo」と親しみやすい愛称につられ、簡単な気持ちで加入される方が多いですが、iDeCoはあくまでも投資です。

元本割れのリスクもありますし、投資知識がないと有効には活用できません。

iDeCoに加入する際は、通常の保険や投資よりも慎重に加入することをおすすめします。

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