酔っ払って
お酒が好きになったのは20を過ぎてコンビニでドヤ顔で年齢確認書を出すことも無くなった頃、酔っ払っちゃって、の言葉の便利さに吐き気がして、その吐き気を紛らわすために飲んでいた9%、そんで酔っ払っちゃって、記憶無いって言って、あれ、私ってこんな人間にいつからなったんだろう、そう考えてまた飲んでる、こんなポエムくさいノートも、酔っ払っちゃって、って済ませる自分が想像できる。けど私が1秒1秒感じている物事は全部大切、だから、記録に残して、その時感じてた全てを私の宝物にする。気持ちが落ちて、お酒を飲んで、あれ、明日もしかしてバイトだっけ、あーしんどいなって思いながら、今日もこうやって自分のよくわからない心情を拙い言葉で書き込んで、夜を明かす。お酒のせいにして自分に酔ってるこの時間が、なんやかんや私にとって1番幸せな時間なのかもしれない。