会社辞めてもなんとかなる
先日、会社を辞めました。
全くの未経験からウェブデザイナーになろうと思い立ったのは7月末です。Facebookで広告を見たことがきっかけです。最近よく見る「短期間でウェブデザイナーになれるよ!」という広告にまんまと引っかかりました。
そこからオンラインスクールに申し込み、8月からスクールをスタートし、8月終わりに退職を決意し、9月で退職しました。めちゃめちゃ早い決断でした。
もちろんまだスクールは終わっておらず、私はまだウェブデザイナーではありません。それなのにもう退職してしまいました。
今回は現在の心境を日記のような感じでと残してみようと思います。
思い立ってから2ヶ月で退職した2つの理由
まず、このコロナで大変な時代に、なぜいとも簡単に退職を決意したのかを言語化してみました。
1. 給料減っても生活できそうだったから
まずはお金です。やっぱりお金が一番心配です。お金が正社員を辞める上で一番の不安材料になります。
私が即決断ができた理由の1つは、仮に私の収入が半減しても生活できそうだったからです。
まず、うちは相場より3万円くらい安い家賃の部屋に住んでいます。そして、私も同棲中の彼も美容や服にあまりお金を使わないので、そもそもの固定でかかる費用が安いです。実際に私が社員の頃は、毎月なにもしなくてもちゃんと貯金ができていました。
さらに、同棲中のパートナーは正社員です。私がフリーランスになって給料が半分になったとしても、毎月安定して収入があるので、貯金がマイナスになることはありません。
また、とてもありがたかったのは、前職の方が業務委託で仕事を任せたいと言ってくれたことです。退職する時にほぼ確実にもらえる仕事があるというのは、とても安心感があります。(前職から仕事をもらえてなくても辞めてましたが)
2. 根拠のない自信があったから
とはいえ、私はパートナーに寄りかかって生きようと思っているタイプではないので、稼げなかったらどうしようという不安はありました。
ただ、それでもフリーランスになりました。それは、特に根拠はないけど、自分はウェブデザイナーに向いているだろうという謎の自信があったからです。
また、今はクラウドソーシングという素晴らしいサービスがあるので、ウェブデザインの仕事以外にも、私の経験を活かせそうな案件は結構あります。
まだウェブデザインは勉強中で、案件を取るまでいけてないですが、経験のあるSEOライティングでいくつか案件を取れています。
ウェブデザイナーとしてやっていけるという自信もあったし、ウェブデザイナーになるまでの間もなんやかんやでお金は稼げるでしょ、という自信もありました。
3. 稼ぐ手段にあまりこだわりがないから
それでいうと、最悪ウェブデザイナーとして食べていけなくても、何かしら稼ぐ手段はあるだろうというナメくさった考えがあったことが、正社員退職を即決できた理由の1つだと思います。
仕事が人生の中心にある人っていると思うんですが、私はそうではありません。
情熱を持てることを仕事にしたいという思いもなくはないですが、どちらかというと自由に、好きなことをしながら生きたいという欲求の方が強いです。
自由に好きなことをするためにはお金が必要なので、仕事をしているという方がしっくりきます。
言い換えると、お金を稼ぐ手段にあまりこだわりがありません。いわゆる、意識低い系の人間なのです。
このような人間は、切磋琢磨して成長していこう!という会社にいると消耗してしまいます。別に仕事を通して成長したり自己実現したりすることが、仕事をする目的ではないからです。
そういう人に囲まれて自分も変われたら、と思っていましたが、合わない環境は合わないし、いくら自分を捻じ曲げる環境にいても、自分の本質は変わらないです。
フリーランスになってよかったこと
フリーランスになってまだ2日ですが、フリーランスになってよかったな〜と思うことを書いていきます。
1. とにかく自由!!!
私の人生のテーマは「自由に生きること」と言っても過言ではないほど、私は自由であることにこだわり、執着しています。
というか、人に縛られたりルールを守らないといけない環境では生きていけない、という、俗に言う社会不適合者なのです。今まで社員として生きてこれたのが逆にすごいと思います。良い会社に恵まれた証拠です。
退職の翌朝起きた時の感想は、「あ、もう朝会やらなくていいんだ」ということでした。朝会が嫌だったのではなく、決まった時間に始業し終業すること自体が窮屈だったのです。
そして不思議なのですが、退職してから逆に早起きするようになりました。社員の頃はギリギリでGoogleミートに入っていたのですが、今は自然と「あれやらなきゃだから起きよ」となります。
人は時計がない方が規則正しく動く、とどこかで聞いたことがありますが、そういうことなのかもしれません。
2. 人生に余白ができた
フリーランスと聞こえはいいですが実質ほぼ無職なので、とにかく時間がいっぱいあります。
案件への応募や役所の手続きなどでなんだかんだやることはありますが、それでも時間がいっぱいあります。
いつも考えないような人生設計について書き出してみたり、考えもしなかった資格を取ってみようと考えたり、退職してから考える時間が増えました。日々の余白ができたのです。
私のような自由人は、誰にも何も言われない環境だと、逆にやりたいことがどんどん見つかりアクティブになるのではないかなと思います。そういう意味で、余白がある生活って素晴らしいと思います。
まぁ案件いっぱい取れて余白がなくなるくらい忙しくなるのが目標なのですが。
会社員を辞めてもなんとかなる
フリーランスになってみて気づいたことは、クラウドソーシングには案件が溢れてるということです。
デザイナーやライターは星の数ほどいますが、案件も星の数ほどあります。
退職後、不安に襲われるかと思いきや、今とても清々しい気持ちです。
案件は頑張った分だけ取れるし、頑張る時間は十分あるので、ひとまず頑張って走ってみようと思います。
私のように意識低い系で、でも今の仕事つまんないし辛いし辞めたい、でもフリーランスでやっていける自信ない、という人っているんじゃないかと思います。思い切って退職してもなんとかなるものだと思うので早めに決断してみてもいいのでは?と思います。