展示している書籍のステートメントです。メモ程度に。
『ぼくのおいしいは3でつくる』著=樋口直哉/辰巳出版
『AI親友論』著=出口康夫/装画=こいずみめい/徳間書店
『白の劇場』著=恩田陸/河出書房新社
『ドミノ』『ドミノ in 上海』 著=恩田陸/装画=若林夏/角川文庫
『spring 私家版』『spring』著=恩田陸/私家版、筑摩書房
「「spring」バレエ・プログラム・サウンドトラック 」編=恩田陸/発売元:(株)ソニー・ミュージックレーベルズ
『ルーマーズ 俗』著=堂場瞬一/河出書房新社
『無限の正義』著=中村啓/河出書房新社
『覇王の轍』著=相場英雄/装画=太田侑子/小学館
『アンダークラス』著=相場英雄/装画=太田侑子/小学館文庫
『君はどう生きるか』著=鴻上尚史/写真=小野啓/講談社
『愛媛県新居浜市上原一丁目三番地』著=鴻上尚史/装画=しらこ/講談社
『mitosaya薬草園蒸留所でつくる13のこと』著=江口宏志+山本祐布子/KADOKAWA
『わたしに会いたい』著=西加奈子/装画=西加奈子/集英社
『くもをさがす』著=西加奈子/装画=西加奈子/河出書房新社
『東京の生活史』『大阪の生活史』編=岸政彦/筑摩書房
『自分が嫌いなまま生きていってもいいですか?』著=横川良明/装画=millitsuka/講談社
『聖女か悪女』著=真梨幸子/小学館
『半暮刻』著=月村了衛/双葉社
『Q』著=呉 勝浩/装画=POOL/小学館
『凡者の合奏』著=片岡健太/写真=ヤオタケシ/KADOKAWA
『メガネとデブキャラの漫画史』著=南信長/装画=天久聖一/左右社
『八月の母』著=早見和真/KADOKAWA
『牛乳配達ダイアリー』著=INA/リイド社
「STORY BOX」表紙写真=伊丹豪/小学館
In Focus15 -卒業生の現在-
2024年10月19日(土) - 11月24日(日)
[開館時間]10:00-18:00 入館無料
[休館日]水・木曜日
MOU尾道市立大学美術館
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「In Focus −卒業生の現在−」は、尾道市立大学を卒業・修了後、創作活動を継続している若手作家を紹介する企画で2010年より回を重ね、今回で15回目を迎えます。卒業生支援を重要な目的として掲げるMOU尾道市立大学美術館において、最も重要な企画展のひとつです。
今回は平林美咲、大場真美、大島愛の3作家を紹介します。 平林は鈴木成一デザイン室に勤務し、書籍のデザインに携わりながら、「紙作室そえがき」名義でグラフィックデザインを行っています。厳選された要素を用いた端正なレイアウトで、質感やものとしてのありようなど、その出力形態にも注目した作品を制作しています。また、日常空間を切り取った写真撮影を行うなど、デザインワークとは異なるアプローチでの表現も継続しています。大場は日本画画材を用いて、主に不安や焦燥感などの感情を、植物や人物など身近なモチーフを描くことで可視化する作品を制作しています。主題は一見ネガティブですが、自身の感情や身近な対象をありのまま受け入れ、それに寄り添う眼差しを感じさせます。近年は浜辺の石と砂が織りなす表情に着目し、死生観を意識した作品を制作しています。大島は、絵画・ドローイングを軸に、自身のイメージに基づき立体、映像など様々なメディアを横断・複合しつつ創作活動を展開してきました。主として人物の表象を用い、その表情や色彩が喚起する感情など内面の問題を表現してきましたが、最近、より長い尺度の時間と関係性を可視化する人物群像を描く作品を制作しています。
メディア環境の急速な変化により様々な作品をデジタル上でカタログ的に鑑賞・収集・消費することが可能となって久しい現在ですが、それぞれの媒体のメディアとしての存在感を尊重する試みを実践している3作家の作品に直に触れることによって、どのような感覚的な刺激が発生し、そこから何が喚起されるのでしょうか?会場にてぜひご覧ください。
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■アーティストトーク
11/10(日) 14:00〜(申込不要)
会場:MOU尾道市立大学美術館