マンガ感想 石田スイさん『東京喰種』
単行本を買ってあるものです。
ちょっとグロ系というか、怖い系というか、「人類の敵、現る!」な感じです。
現実世界では食物連鎖のトップにいて、他の生き物に補食されることがない人類が、更に圧倒的な力を持つ他者にいとも簡単に命を奪われるという設定は色々なマンガ、小説、映画などで使われています。
そのような設定を目にする度に、受け手に対して「あまりいい気になって、他の生き物の命を奪ってはいけないよ」というメッセージを送られていると感じています。
このマンガに出てくる喰種は、楽しんでいるタイプもいますが、「生きるために、唯一の食糧である人間を食べざるを得ない」というタイプもいます。
そう考えると、他の種に補食される個体がいることは不自然ではありません。
主人公は人類でもあり喰種でもあるという立場で物語が進んでいきます。
人の食べ物が不味くて食べられないが、人を食べることには抵抗があり、それでも腹は減るのです。
このマンガはこれだけでなく続編もあるのでそちらもnoteを書きたいと思っています。
日付を越えてしまいましたが、4/22分です。
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