17.前世探しのhow to、気づきのメッセージ
その人の前世との関係を知る一番の近道は、名前です。今世の名前の一文字が前世の名前の中の一文字と同じというパターンが一番多くありました。それでも、無限にいる過去の人物と照合するのは不可能に近い作業です。
ではどうやって昔の自分を探すのか、というと、一つには、400年サイクルという転生の循環期間があって、その時代100年の前後の間に興味を引かれるような出来事を探すと、可能性としてその時代に生きていたと判るかも知れません。
もちろん400年は一つの目安の期間です。早い人は、死後間もなく転生しているようです。森田健さんの『スープ』という本には、中国での転生の村の話が書かれており、そこではすぐに生まれ変わる話が載っています。
そもそも無意識に興味があることは、前世の経験が影響している可能性が高いです。前世は日本だけではなく、世界中で転生を繰り返していますので、外国の特定の地域が好きな場合などは前世でそこに住んでいたかも知れないのです。
海外旅行をして、以前に来たことがあるような感じがする場合は、間違いなく過去世のいつかそこにいたと思います。この回まではまだ前世までのお話しに留めていますので、前前世にそこに住んでいたかも知れないのです。
外国が前世だと、名前の一部の共通点を探すことはできませんが、私の体験では前前世にイタリアにいた修道女ではないだろうかと思った時、その修道女の誕生年と私が気付いた当時に乗っていたマイカーのナンバーと一致して、そうだと気づかされたことがありました。
そういうふうに、必ずシンクロするところがあります。無理やり探すより、テーマを決めたら「あれ?」と思うようなタイミングで見つかることが多いので、そうして探すのも楽しいでしょうね。退行催眠術で過去世を知る方法もあるでしょうが、今世で特別なミッションを授かっていない場合は、気軽に前世探しも良いかと思います。
前世が判ると、今世での自分がなぜこのような人生を送るのかを理解できる事もあります。私の場合、姉の前世に気付いてから、なる程と理解したことがあります。そのお話しは、次回18回で致します。