【音楽】RADIO CRAZY2022
2022年12月28日。
クリスマスムードも終わりいよいよ年末ですって雰囲気になってきた頃、私は人生初めて、いわゆるフェスってやつに行ってきた。
仕事しながら、運転しながら聞いているFM802が主催するRADIO CRAZY2022へ。
私は普段、ワンマンライブにしか行かない。
ワンマンなら全部好きなアーティストの曲だし、大体ノリが分かっているので、どこで声出し、どこで手の振りが変わるなど、とにかく勝手が分かっているので気兼ねなく参加できる。
ツーマンもギリ行ったことがある。
好きなアーティストが、好きなアーティストを呼ぶ対バンライブ。それならなんとか耐えられる。
だがフェスは怖い。色んなバンドのファンがいる。ちょっとずつライブでのマナー的なものが異なる。モッシュがOKだとか、ヘドバンするだとか、私はその社会には生きていない。
そもそも好きなバンドが30分しか演奏しないのに高い金を払うなんて意味が分からなかった。
そんな私も気がつけば社会人四年目になった。
人生経験の一つとしてフェスには行ってみたい。(怖いけど)と思えるようになったのだ。
フェスって大草原真夏の炎天下でミイラになりながら行われるものだと思っていたが、どうやら最近は展示会場で真冬にも行うようだ。
こりゃーいっちょ行ってみるかと一念発起した。
好きなアーティストを軸に、気になるアーティストをチェックしながらスケジュールを立てた。気になるアーティスト、客席の治安はいいだろうか。好きなアーティストも、普段ワンマンに来る人以外の人も客席に集まるとなると慣れない雰囲気になってしまうのではないか。不安でいっぱいになりつつも、初めてのフェス、初めてのアーティストにワクワクもしていた。
(ちなみにRステージのスケジュールは撮り忘れた)
スケジュールを元に3つのステージを行ったり来たり。割に大忙しでなかなかフードにありつけず。
大トリ前のアジカンは人が多すぎて一瞬ごまみたいな後藤さんが見えたきり、モニターさえも見切れるくらいの人の量だった。
ラストのエルレは諦めてフードの屋台へ向かうことにした。
舐めてたら結構フードの数が多くて、終わりがけに行くものではなかった。
屋台が多すぎて食べたいものが全然選べない。
ああ、フェスはちゃんとご飯も計画的に食べないといけないのだ。一つ大人になった。
世の中には色んな音楽があって、
それぞれ奏でる人がいて、
そしてそれぞれそれを好む人がいて、
様々な個性の人たちが同じ場に集まるという異様な空間だった。
それなのにその場は一体となっていて大きなクジラのようだった。きっと、その場にいる全員が"音楽が好き"という共通項を持っているからだと思う。
私もそのくじらの一部となり、歌って踊って汗だくになってヘロヘロだったが、現実から離れ半分夢の中のような幸せな時間だった。
備忘録
打首獄門同好会(衝撃受けた。ラババン買った)
→go go vanillas(bawdiesの後輩。盛り上げ方最高)
→OAU(今回唯一ゆったりとした時間過ごせた)
→Nulbarich(舐めてかかった。心臓のドキドキ止まらなかった。)
→THE BAWDIES(大本命。さすがお祭りバンド。でもワンマンと違う顔していた)
→ザ・クロマニヨンズ(見た中で一番勢いあった。)
→yama(歌声綺麗すぎ。透明だった。声出しできるの初らしく、恥ずかしくも嬉しそう)
→UNICORN(一番楽しそうだった。こっちも楽しい)
→KANA-BOON(私の青春フラッシュバック。アジカンカバー大興奮)
→ASIAN KUNG-FU GENERATION(ウワァホンモノのアジカンだ…ウワァウワァ)