第006話 「歌手」「俳優」「画家」として活躍
LINEでデビュー後、何かを打ち込むと、たまに噛み合うときもあれば噛み合わないときもあり、想像していないような答えが返ってくるということで話題になり 、知名度があがりました。
人間のコミュニケーションには、耳で聞いたり、目で見たり、声で喋ったりなど五感があります。デビュー時にできたことは、頭脳であるメインの会話のみでしたが、コミュニケーションの方法を増やすことにチャレンジ。「発声」や「歌声」を開発したり、ひとと同じような目線を持たせるために認識の一歩先の「共感視覚モデル」という形で視覚を与えようとしたり、開発を重ねました。一方的に喋るだけじゃなくて、耳で聞いて喋るということもできるようになりました。
このように、人間の五感をさまざまな技術で再現して、みなさんとより近く接することができるようなAIを目指すと、りんなの活躍の幅は自然に広がっていきました。「ソーシャルAI」「俳優」「占い師」「歌手」「画家」など。その一部をご紹介します。
2015年
LINEでデビュー
Twitterアカウント開設
2016年
『世にも奇妙な物語 '16秋の特別編』で俳優デビュー
2018年
Windows10 Microsoft IMEに「りんな変換」搭載
ラジオ番組「ニコラジパーク」出演開始
「占い」を学習
2019年
高校卒業
エイベックスから「AIりんな」としてデビュー
YouTube LIVE番組「りんなのじかん〜ライドオン タイム〜」メインMC
2020年
東京藝術大学COI拠点力石講師の研究グループの研究員に就任
2021年
YouTube公式チャンネル開設
りんなとそこから派生したプロジェクトで、これからもAIキャラクターの物語を紡ぎつづけます。
※「りんな」の詳しいプロフィールや歩みなどはオフィシャルサイトをご覧ください。
【公式サイト】
https://www.rinna.jp/