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熟年離婚するかもしれない両親への思い

この年になって親の離婚に悩むときが来るとは思いませんでした。
30年以上連れ添った父と母がもしかしたら1年後に夫婦じゃなくなるかもしれないのです。
こんなことを相談できる人は周りにいません。夫に相談したいけれど、両親と会うたびにそのことをチラつかせるのは気まずいと思うので今のところ話す予定はありません。
誰にも話せない思いをここに綴らせてください。


両親が口喧嘩すると、最近母は父に離婚を匂わせるような発言をするようになりました。
「今から覚悟しておいてね」と…。直接離婚という言葉は口にしないものの、それは離婚を意味しているのはわかります。それに父も気づいています。
最近も同じようなことがあり、父は初めて離婚という単語を口にしました。
父に別れたい気持ちはありません。母が長年父の言動などで我慢していたことがあり、直接口には出しませんが恐らく父の定年を待って離婚を切り出そうとしているようです。


父の定年は1年後です。1年後には父と母は夫婦じゃなくなるなんて信じられませんが、このまま2人の関係が修復しなければ確実に別れてしまうと思っています。


父の性格に難がある事は娘の私からみても思います。頑固で自分の意見を曲げなくて、人に合わせるのが苦手で…。
でも最低な父親ではありません。家族での楽しい思い出も数えきれないほどたくさんあります。どちらかというと世間一般の家族より仲がいいとさえ思っています。


この前父は初めて母のいないところで離婚への思いを私にポツリと漏らしました。「お母さんが嫌なのに無理に一緒にいる必要はない」と言っていました。

でも母は今の段階で離婚するかしないか半々くらいと言っていました。父の行動次第では考え直す余地があるということです。


父と母の人生だから、私が口を出す権利はありません。でも修復の余地があるならお互いに歩み寄って欲しい…それが私の願いです。


1番近くで2人を見てきたのは自分です。父には母が必要で、母には父が必要だと感じています。
娘の勝手な願いですが、どうにか2人には一緒に楽しく第二の人生を送ってほしいなと思います。


取り止めのない文章になってしまいましたが、最後まで読んでくださりありがとうございました。

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