いい人生だったと思える重要な3つのこと 1.多数派の考えから外れた時、間違ってると勘違いしないこと。
2.うまく機能するために役割があり、必ず表と裏があるということ。
3.自分は世界で唯一無二の存在
いいことなんてなかった人生だったと思うのはどんな人生だろうか。
勉強せずに大人になってろくな仕事につけず、やくざになって人を傷つけながら生きてきた。
頭が悪いから、勉強が好きになれず、飽き性で仕事も転々とし、詐欺まがいのことをして食いつなぎ、刑務所で生涯の半分を過ごした。
好きな男にふられ、自暴自棄になって、挙句の果てに娼婦になって、春をうって生きてきた。
今まで、いいことなってなかった。
世の中の多くの人がまともに生きている中でなぜ自分はまともに生きていくことができなかったのか。
なぜ、普通に就職して、結婚して、子どもを作って、ほかの人と同じように普通にできなかったのか。
ただ一つ言えることは、やくざになっったけど、弱い人を標的にすることはなかった。
泣きついてきた住民に、暴力で解決しようとする輩を、やっつけて、初めて感謝されたのはうれしかった。
そんなことを考えながら電車を待っていると、ホームの屋根裏で小鳥のひながピーピー泣きながら親どりを呼んでいた。
あ!っと思ったその瞬間、カラスがそのひなをくわえ、飛んで行った。
少し怒りがこみ上げてきたが、弱肉強食だから仕方がない。
大昔は、力や頭を使って勝ち残ったものが正義で、取り巻きの多くのものを養っていた。。
だが今は違う。法律が整備され、弱い者でも努力すれば自立して生きていける。
大昔は力を持つものが、弱いものを掌握し、社会が成り立ってきたがことが、今はそれが法律と道徳にかわったのだ。
ただ、法律と道徳で、守られない一部の人間もいる。
弱いものは、弱いものなりの武器で戦うしかない。
力も学もない女は体を売って生きていくしかない。
健康で若ければ女でも生活保護は受けれない。
自分は世界で唯一無二の存在であり、また、世界はいつでも残酷だ。
いい人生だったかどうかは、他人が決めることではなく自分で決める。