この世界は多数派がまともで少数派は異端児とか呼ばれるが、多いか少ないか、ただそれだけの事

少し前に次のような番組をNHKでやっていたのも思い出した。 

異才発掘プロジェクト ROCKET

異才発掘プロジェクトとは
本プロジェクトは、突出した能力はあるが、現状の教育環境に馴染めず不登校傾向にある小・中学生を選抜し、継続的な学習保障及び生活のサポートを提供するものです。

東大の先生がやっていて、その時は、あーすばらしい取り組みだなーと思って観ていました。


いわゆる学校になじめない子供は、能力のレベルが違いすぎて、ほかの子供とはコミュニケーションが取れず、不登校や引きこもりになる子が多いとのこと。

その中で、視聴者からかツイッター風に

「何回ゆーたらわかるんや、異才じゃないって言っとろーが!!」

というような突っ込みをされてらっしゃいました。

その時は何とも思わなかったのだが、数日後、あー! あれはそういう意味だったのかー と、ふと気づきました。

世の中はやっぱり多数決で成り立っていて、多数派がまともで、少数派は異端児なんだと。

・学校に毎日通って授業をきちんと受けれる子はまともで、不登校やひきこもりはまともじゃない。
・毎日会社に出勤し働いている人ははまともで、会社勤めができない人はまともじゃない。

これらはたまたま、今そうなってるだけで、多数派が逆であれば、反対になるんでしょう。生まれた時からそうなっている単なるその状況が常識となってるだけで、時代や立場が変わればおそらくその常識は簡単に変わる。

10年後には、AIと自動化等のテクノロジーが発達して、人間の代わりにロボットが働いてくれる。そうなると、人間は働かなくても食べていける時代になる。そうなったときには、今のいわゆるサラリーマンがやっているほとんどの仕事は代替される可能性がある。

そのころには、サラリーマンが少数派となり異端と呼ばれているかもしれませんね。

周りのみんなと違ってもそれは大切な一つの個性です。


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