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雑記:キャラクターについて語っておいて。
この前、こんな記事を書いた。
要は、私はこんな風に物語の登場人物たちを作っておりますよ。キャラクターちゃんと考えてますよ。的な記事。
これ、書いてからよくよく自分の小説を振り返ってみたのだけれどね。私の書く小説の登場人物たちって、男女それぞれ2パターンずつくらいしかキャラクターがいないことに気付いてしまったのです。偉そうなこと書いておいて、本当にお恥ずかしい……
女性
・ちょっと闇ありそうな美人
(小夜、哀、エミはちょっと違うけど大きく分ければここ)
・平凡な、これといって特徴はないけれど優しい女子
(田橋、カヨ、鈴木あこ)
男性
・クール系ツンデレ
(山矢、英ニ)
・真面目親切系
(佐久間、木度、直樹、宇山)
あぁ……本当に4パターンしかキャラクターがいない。
そして、今書いている途中の長編が、まさにこの男女4パターンの登場人物。とほほである。
「小説は、一本なら誰でも書ける」
なんて言われるが、その意味もわからなくはない。キャラクターも、一本分なら出せるのだ。これが何本も書くとなると、「また同じような登場人物だな」とならないようにしなければならない。枠にハマりすぎたキャラクターもつまらない。いかにもすぎると「まぁその職業の人を描写するときはだいたいそんな人になるよね」になってしまう。
私は人間観察というものをあまりやらないのだけれど、もっと人間をしっかり見ないといけないのだろうと思う。人はそれぞれ全員違うのだから、登場人物たちも、もっと色とりどり、たくさんのキャラクターが生み出せれば、と考える雨の日である。
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