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俳句に挑戦 #沙々杯
秋の俳句大会に挑戦させていただき、想像以上に大きな大会だったと知ってビビッていましたが、とても楽しかったので、冬の沙々杯にも挑戦させていただきます。なにせ俳句二回目のど素人ですので、温かい目で見守ってくださると幸いです。
①寒紅や夜のホームに我一人
クリスマスや年末年始、賑やかな「陽」の場面に出会うと、対になる「陰」に目が行きがちです。紅をひいて出かけたはずなのに夜になったら一人、というのはどういう状況だろうか、と思いを馳せてもらえたら嬉しいです。
②ワンルーム深夜にそっと「鬼は外」
正しくは「節分」や「豆撒き」が晩冬の季語ですが、「季語も気にしなくていい!」という企画なので、「鬼は外」とセリフにしてみました。独り暮らしのとき、季節の行事とはほとんど無縁でしたが、夜中に豆を食べたことがあります。大きな声も出せず、小声で「鬼は外」とつぶやきました。「そっと」と「外」で韻を踏んでみました。
③凍空の空席に空箱のキャメル
全部で18音ありますし、破調なので、ど素人が手を出すものではありませんが、難しいことは気にしなくていいよ!という企画なので出してしまいます。「空」という漢字をそれぞれ違う読み方で三つ使いました。不在を強調することで相手の存在を表現できたらと思いました。「煙草」とせず「キャメル」とするところで人物像が出せていたらいいな、と思いました。
よろしくお願いします。
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