LEICA M-P(TYP240)レビュー : SUMMARON35、SUMMILUX50で海岸モノクロームスナップ。
本記より抜粋。
小型の35mm、SUMMARON 35 / 3.5を手に入れたので、深度の深いスナップ的な撮り方を試したくなった。
モダンな印象のあるブラックペイントのLEICAM-Pだが、一気にクラシカルな雰囲気を纏う。
LEICA M-P Typ240搭載の、「Black and White Film Mode」をアクティブに。
これで、jpg撮って出しはオールドライクなモノクロに、RAWはあとから好きなように処理できる。
ギャラリー
Leica M typ 240 + Leica Summaron 35mm/f3.5 (ƒ/4, 1/4000, ISO 200) フォトジェニックなカメラマンが居たので笑
風が強いものの、時折日が照らす。
ボケ感のテストがてらポートレート的な。開放だとだいぶフレアが入ったので、わずかに絞ったf4だが、しっかりと空気感が出てくれている。
Leica M typ 240 + Leica Summaron 35mm/f3.5 (ƒ/5.6, 1/350, ISO 400) Summaronの特徴として、f8あたりまで絞らないと周辺減光が強い。風景とかやるとなると、人を選ぶかもしれない。
Leica M typ 240 + Leica Summilux 50mm/f1.4 (ƒ/8, 1/60, ISO 400) 絞るとこの通り。
Leica M typ 240 + Leica Summilux 50mm/f1.4 (ƒ/2.8, 1/750, ISO 400)
Summaronも、LEICAの名を冠するレンズとして素晴らしい描写を見せるが、それでもなおSummiluxの解像力は段違いだった。
中判のごとき解像力と、優しい描写の共存は信じられない程の美しさ。
M-P 240の背面ディスプレイでもわかる、諧調の再現力とピント面の切れ味。それでいて優しさのあるハイライトは、モノクロでも本当に見事だ。
Leica M typ 240 + Leica Summaron 35mm/f3.5 (ƒ/5.6, 1/350, ISO 400) 奥には雄島が見える。
Leica M typ 240 + Leica Summaron 35mm/f3.5 (ƒ/5.6, 1/180, ISO 400) 日本海が持つ強さと美しさ、漂う物悲しさまで画にしてくれる。
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