本場イギリスの Arthur Findlay Collegeにてヒーリングを学んできました
皆さん、こんにちは♪
Nyepi アーユルヴェーダのRINKAです。
2024年7月5日〜18日までサロンはお休みをいただき、本場英国の心霊主義(Spiritualism)を学びにArthur Findlay College(以下、AFCとします)にて渡英して学んでまいりました。
英国では"Spiritualism"に対して広い見識があり、当たり前のように人々の生活に取り入れられています。
約1週間の修行、自分自身の振り返りのため、そしてスピリチュアリズムに対しての本場の見識を広めるためにnoteに綴っていきたいと思います。
AFCになぜ行こうと思ったのか
普段は、アーユルヴェーダサロンを経営しながら、日々お客さまと1対1で向き合い、カウンセリングとトリートメントを通して自分と向き合う時間をご提供しサポートしております。
サロンをオープンして約1年半経ちましたが、その中でもお客さまより、カウンセリングに対する好評をいただくことが多くなってきました。
私自身は、昔から人の感情や感覚にとても敏感で、お客さまが言葉で表せないその時味わった感情や感覚を自分ごとのように感じることができます。
その感覚的なスキルは何か、そして、もっと伸ばしていけたら更なるお客さまの感情を理解して根本原因を捉えることができるのではないかと思い始めたのがきっかけです。
そんな中、昨年の12月ごろ、もうすでに2回目になるミディアムヒーラーでヨガマスターの母より、一緒に行かない?と誘われました。
当時の私は、「目に見えない心霊的な世界」に対する恐怖がまだ少しあり、ビビりながらも(笑)「Yes」と答えたのを覚えています。
これも全て、お客さまのため!なんて思いながら。
AFCと英国スピリチュアリズムとは
AFCは、英国随一のスピリチュアリズムを学べる教育機関です。イギリス・スタンステッドに「スタンステッド・ホール」と呼ばれる100年以上の歴史があるお屋敷が、1964年にアーサー・J・フィンドレー氏よりスピリチュアリスト・ナショナル•ユニオン(スピリチュアリストの団体• 教会)に、カレッジとして活用されるようにと寄贈されました。
イギリス各地からはもとより、世界各国からAFCに多くの方々が ミディアムシップ、スピリチュアル・ヒーリングなどを学びに、 AFCを訪れています。
▼Arthur Findlay College公式ホームページ
私が訪れた期間は、Japanese Weekという日本人向けに特化したプログラムで日本人の方が60名ほどもいらっしゃいました!
その裏側では、シャーマニックコースが開催され、世界各国から生徒さんが訪れており、本場英国のSpiritualismを学びたいと思う生徒さんの多さに驚きました。
「スピリチュアル」と聞くと、日本人的な感覚としては「怪しい、怖い」と感じる方が多いのではないでしょうか。
正直、私自身もずっと遠ざけていた世界のような気がしています。
それは、実際に怪しい宗教と「スピリチュアル」の意味が混在していて、一括りに怪しい世界、業界だと捉えていたからだと振り返ると感じています。
長年、ビジネスの現場で「目に見える」数字をただひたすらに信じて動いてきた私にとっては、「目に見えない」世界に対する理解をする概念そのものがなく数年生きてきました。
それでも生きていると、目に見えるものが全てでない出来事がたくさんありますよね。
私自身もそんな経験があり、今現在ではホリスティックな医療でもあるアーユルヴェーダサロンを運営する立場となりました。
▼アーユルヴェーダサロン運営の背景はこちらに綴っています
では、Spiritualismとは何なのか?
私が本場でSpiritualismを学んだ結果として、私なりにSpiritualismとは何か?と聞かれた際にこう答えます。
「自分の感受性(Sensitivity)を伸ばし、本当の自分で生きるための学問」です。
何かを聴いたり、見たり、香ったり、触ったり、食べたり。。。
自分の身体の感覚器官をフルに稼働させて、感じ切り、自分の主観を入れずに、ただ感じたままに言葉にしていく。
これをひたすらにトレーニングしました。
私たちは、社会で生きていると思考をずっと働かせて生きています。
朝の定例では何を話して、来週のクライアントとの打ち合わせに向けて資料作りをどういう構成でどのページはこの数字が必要でどうやって引用するかなどなど・・・
仕事だけではなく、プライベートでも、相手のことを考えながら決断をすることが多かったりしませんか?
思考ばかりで生きすぎてしまうと、人間としての機能である「感覚」が麻痺してしまい、いつの間にか心身ともに壊れている結果となってしまいます。
それは、「感覚」は身体の生理機能を正常に保つための信号としてそもそも備わっているためです。
長年、感覚を置いてけぼりにしてしまった私はこの「思考を置いて、ただ感じる」ことが久しぶりすぎて、やり方を忘れていた自分に驚きました。
AFCでは、その人生でたくさんの経験をされてきた素晴らしい先生方と一緒に感覚を繊細に感じ取ることができる素晴らしい環境の中で「自分探求のための感覚」をひたすら学ぶことができました。
そして、すべてエビデンス(証拠)に基づく学びであり、ふわっとしていない学びも大変勉強になります。
そんな素晴らしい場所で学んだプログラムについて大まかに記していきたいと思います。
AFC Japanese week プログラムについて
今回の参加者は60名ほどということで、Japanse weekが開催されて過去最高の人数で、先生は5名もついてくださりました。
まず初日は、ミディアムシップ(霊媒)とトランスヒーリングとサイキックそれぞれ何を学びたいのか、経験値はどれほどかアンケートに答えます。
そして、そのアンケートの元でクラス分けされます。
私自身は、全くの未経験だったので、全てを網羅的に初歩を学ぶことができる美しいShelley 先生のクラスに入りました。
今回一緒に行った母は、ミディアムシップをすでにお客様向けに提供していることもあり、上級のChris先生のクラスでした。
現地できちんと意向を汲み取ってくださるので初心者の方でも安心して参加することができます。
現地の大まかな1週間のスケジュールは、
5:00 起床
5:30 モーニングランニング
8:00 朝食
9:30 全体授業@サンクチュアリー
11:30 授業(クラス)
13:00 ランチ
14:30 授業(クラス)
16:00 授業
17:30 ディナー
19:00 夜授業(時々、パブリックサービスという一般の方も解放された公開デモンストレーションなどがあります)
21:30 就寝
というスケジュールで過ごしました。
朝から晩まで、みっちり学びます。
各クラスの授業で学ぶ内容は様々ですが、私のいたShelley先生のクラスでは、ひたすらワークを重ねて、自分の感受性を開花させてくれる内容のものでした。
また、Shelley先生は、Spiritual Artというアートを得意とする先生でもあり、ワークの中ではその相手のオーラや見えるもの、亡くなった方で降りてくるメッセージを絵に自由に描きながら読み解いていくワークもあり、毎回楽しいもので自分自身のcreativityを100%信じることができました。
▼詳しいコース内容の例はこちら
そして、気になる食事ですが(個人的に超大事なポイントですw)
どれも美味しく、楽しく過ごすことができ大満足でした!
朝は毎日同じでEnglish Breakfast
途中で飽きるかな?と思いきや、日本人の舌にも合っているもので飽きずに美味しく食べることができました。
朝食以外は毎日献立が変わるので、それも楽しみに授業を頑張ることができます!笑
そして量もたくさんなのでお腹が空くタイミングがあまりありません。笑
また、テーブルは初日に座った場所で固定となります。
今回は、素晴らしいメンバーの方々と同じテーブルで、それぞれのクラスのシェアだったりお互いのシェアだったり、ずっと笑って楽しく過ごすことができました。
お互いの感覚を共有できる仲間がいることにとっても感謝しています。
昨年に他界した祖母との再会
そんなみっちりスケジュールの中で一つ一つがどれも新しい世界で新鮮で美しいものだったのですが、中でも記憶に残る経験がありました。
それは、私の担任の先生であるShelley先生による全体の授業の時です。
公開ミディアムシップというデモンストレーションの内容でした。
公開ミディアムシップとは、60名を超える生徒全員を前にして、その時に降りてきたスピリットと交信して、メッセージを伝えるというものです。
その場にいる方の関係性のある方、家族の方や親戚、友人など縁のある方が降りてきます。
もちろん、先生方も初対面の生徒さん同士も、どういう方がその場に集っているのかは誰もわかりません。
そんな中で、ShelleyさんがSpiritual Artを描きながらある1人のスピリットの特徴を伝え始めました。
「女性の方で、美しい方です」
「肌が透肌のように美しく、基礎化粧品もほとんど使ってないのに美しい!」
「モデルのように美しい方です」
「白黒の写真を見せてくれています」
先生がここまで言い終わった時に、私の中でもしかしてサクちゃん(祖母)かな?と思いながら母に目配せしてものの、母は(違う)サインを送ってきます。笑
「若い時は農作を手伝ったり、苦労された人生を生きた方です」
「80代まですごく長生きされた方で、最後は眠るようにして他界されました」
「ここまでで、当てはまる方いらっしゃいませんか?」
先生が投げかけた後、確かに私の身体全身が震え出しました。
母を見ると、涙目で、これはサクちゃんだと手を挙げます。
「あなたですね、おばあさんもそうだと言っています(笑)」
「ああ、本当に美しい方ですね(これを何度も連呼いただくw)」
「おばあさんは、あなたがここにいることにとっても感謝しています」
隣で、サクちゃんが大好きでたまらなかった母は号泣しています。
そして先生のメッセージと共に、先生が描く絵が段々とサクちゃんが浮かび上がってくるようで、まさにそこに、サクちゃんがいるかのような、その絵が絵でないような感じでした。
その瞬間全身の震えが止まり、サクちゃんの声で「りんか」と呼ぶ音が聞こえて祖父のエネルギーも感じました。
私がAFCに来た理由も、サクちゃんと再会するためだったのかと、その瞬間確信に変わりました。
亡くなった人を感じることは、こういうことかと体感した衝撃的な経験でした。
言葉にしなくても、身体や感覚がそうだと内側から確信させてくる感覚です。
どこか知らない遠い場所へ行ったのではなく、常にスピリットたちは周りにいて近くで守ってくれている感覚を知ることで
愛する人と別れた深い悲しみから人は救われる。
その世界は、愛が詰まった素晴らしい世界でした。
Shelley先生、サクちゃんありがとう^^
本当のスピリチュアルを突き進む母の存在
このような素晴らしい時間を過ごしながらも、本当にスピリチュアル能力が高い人とそうでない人の差も体感し、理解することができました。
全てが初めての私にとっては、そんなレベルの差もあるのかと何もわからずだったのですが、素晴らしい先生方や通訳の方々、生徒さんと関わる中でなんとなく理解できた気がしています。
真にスピリチュアルを体現している人とは、
自分自身が愛で満たされ、他人にも惜しみなく愛を与え、明るく、面白く、美しい人だと考えています。
自分のエゴとスピリットの声の分別をしっかりとして、その時その場のシーンに合わせて使い分けることをしながら、しっかりと自分を愛で満たしていく。
そのバランス感がとっても上手で素敵な方々と出会うことができました。
そして、私の母はヨガマスターであり、ミディアムヒーラーでもあるのですが、母のレベルを思い知った経験となりました(笑)
まず、クラスの合間にコーヒーブレイクがあったりするのですが、コーヒーを持ってぼーっと座っていると
「Yokoさん(母)の娘さんですよね?」と声をかけられます(笑)
「私、Yokoさんの愛が詰まったミディアムシップが大好きで本当に尊敬しているんです」と熱烈なラブコール。
私はマネージャーかな?なんて思いながら
「ありがとうございます(笑)伝えておきますね(笑)」
なんてやり取りを何回かしました。笑
いつの間にか、この界隈の有名人的な存在になっている母のYokoさんには驚き(笑)
また、ある日のブレイクに母を探していると
10名くらいに囲まれてなんだか喋っている母が見えました(笑)
次から次へと質問に答えている様子で、そっとその場から離れて、後から冷静に思い出して笑いが込み上げてくる始末。(笑)
まさにYoko教w 恐るべしw
そんな現場ですでにファンがたくさんできている母の影響力を体感しながらも、幼い頃からずっと私のロールモデルであり、どんな時も愛を忘れずに笑って明るく強く生きる母をずっと尊敬しています^^
今回、本当のスピリチュアルを理解し、母の影響力も体感し(笑)
つまり、私は昔から母をロールモデルとして生きていたということは本当のスピリチュアルに向かって突き進んでいたんだと繋がった瞬間でもありました。
そんな影響力を持つ母は間も無く、初の著書を出します。
これからも愛を他人へ惜しみなく分け与える姿を応援しています。
スピリチュアリズムの旅は永遠に続く
今回は約1.5週間の英国でのヒーラー修行でしたが、帰国後もスピリチュアリズムの学びは続いていきます。
それは、自分というものがそこにある限り続く
つまり生きている限り続いていく学びです。
自分の波動、エネルギーを高めて、愛で満たし、満たされて。
今回、たくさんの素晴らしい方との出会いや学びを通してまた私の中での目標ややるべきこと、やりたいことを明確にすることができました。
全ては自分がどう生きていきたいかに基づき、どれだけスピリットと向き合えたかどうかで人生の満足度は変わってきます。
これからも私の修行は続いていきます。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました^^
次回は、私の大好きShelley先生によるスピリチュアルアセスメントの内容について書いていきたいと思います。
Love, Rinka