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【ネタバレ有】Chants of Sennaarが面白かった

こんにちは。
先日ニンテンドーストアで開催されていたインディーゲームのセールにて発掘した、
Chants of Sennaar
というゲームがとっても面白かったので、感想を思いつくままに残しておきます。

プレイ時間はだいたい18時間くらいでした。
体験版をやってみたところ、「これ、好きなやつだ!」とビビッときたので即購入。
それから毎日、洗濯が終わるのを待ちながら未知の言語に思いを馳せました。

基本的に本業のポケモン以外は謎解き系のゲームを好んでプレイしていますが、ネタバレ大喰らいなので、
詰まる→答え見る→やってみる→タノシイ!!
という過程を多めに踏んでいくスタイルです。

ですが、このChants of Sennaarはほとんど全てを自力で解き進めた、私にとってはけっこう貴重なゲーム体験でした!
(1箇所だけヒントを探したのですがそれは後述)

難易度、作中での手がかりへの導かれ方など、私にはちょうど良かったのかもしれません。
ゲームの終盤に差しかかるまで、自分が珍しく攻略を見ていないことに気がつかなかったくらい、思考の流れが自然だったのかも。


この先ネタバレ含みます⚠
ガッツリ終盤の大事なこと書いてあるので、見たくない人は戻ってください!






まずやりながら面白いなと思ったのが、言語を読み解いていくにつれて、話者たちの感情が伝わるようになるところです。

はじめは何を言ってるのかこちらが理解できないので、ある種の機械的な、システム的な表現としか感じられなかったのですが、翻訳した文字が出てくると直訳の文が出来てきます。
直訳でも意味の推測などはできますが、文中すべての文字を翻訳していると、話者の感情が乗った「言葉」になる。

その過程をひとつひとつ重ねていくのが、楽しくて面白かったです。

それから、はじめは兵士と教徒の2言語を翻訳して意思疎通をはかると思い進めていましたが、想像以上に言語が多かったです!
文法が微妙に違っていたのも良ポイント!
持っている単語も違うので、上手く似たような単語を当てはめて翻訳していくのが楽しかった!


気づいたとき特に爽快だったのは、以下の3点。

・「愚かな吟遊民」のシナリオに従って上階に行く
上階への道でコンパスが使えるのでどこかに方角を示したものがあるはず……というのは分かっていたのに、シアターで観た劇のことをすっかり忘れていた!笑
吟遊民たちが「上階に行きたいの?変なの!」みたいな反応だったのは、すぐ入り口に戻されてしまい結局上には行けないからだと思ってた……


・各エリアのポータル?は繋がっていてワープできる
終盤、翻訳して彼らの意思疎通を手助けするということが分かり、使命感を持って徒歩で各地を巡った。方向音痴なので文字通り奔走した…
そしてワープしたらしたでまた道が分からなくなるという有り様。
(ちなみに、錬金術師エリアにはフロアマップがあるのに道に迷いまくった)


・錬金術師が使う数詞と計算機の使い方
ものさしを見つけて十の位の表し方まで分かったのに、計算機の使い方と百の位・千の位が分からず、だいぶウロウロした。仕事中も錬金術師の数詞のことばっかり考えていて、我ながら粘ったと思う笑
暗証番号が分かって研究室の奥に入るときめちゃくちゃ興奮して、中に化学式が書いてあったときさらに興奮した。たぶんこの辺りが最高潮に楽しかった。



前述した1箇所だけ分からなかったところは、紫の扉の先で画像に合わせて文を作るところです。

孤独の民に真実を聞かされ、まさか主人公が「作られた人材」だとは思いもよらず笑、衝撃を受けたとき。
自力でここまで来た!という興奮もあり睡眠時間を削って各地の扉を開けてまわりました。(めちゃくちゃ道に迷った)
文を作り監視ロボットから隠れながら順調に進んでいたのですが、錬金術師エリアの作文だけすんなり行かず……!
4語だったので考えられる単語をとにかく並べなおしていろいろやったのですがどうしても分からず。
それだけで2日かかったので、遂にヒントを検索してしまいました。

そのとき参考にしたのがこちらのブログです。助かりました!





プレイした人の感想や攻略があまり見つからないので、私が感じたことでも残しておきたいと思った次第です。

また記憶が薄れてきた頃にやりたいな〜!

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