ゲージツはバクハツだ!
noteお友達の 山内たまさんから#ココセンのバトンもらいましたぁ!
\(◎o◎)/! スゴイ
noteの使い方もまだよくわかっていない私ですが、なんかnoteの方々と繋がったような気がして嬉しいですぅ!
たまさん、ありがとうございます。
『ココセンとは、この本のココに線を引いた(励まされた、救われたなど)エピソード』だそうです。
わたしのココセンは 岡本太郎さんの本です。
5年前、あるきっかけで小説を書きはじめたのですが、最初は私なんかが小説を書いていいのかな? と思っていました。
小学生のころから身近にある事を題材にして小さな物語を作ることはよくありましたが、小説は 小説家が書く物語のことで別格のものだと思い込んでいました。
あるきっかけとは文章教室なのですが、その頃私は仕事で手紙を書くことが多かったので通い始めました。
そこでなぜか「作家塾」というサークルに入りました。(なんで入ろうと思ったのか、今でも不明なのですが…)
でも、そのサークルは文章が上手な人たちの集まりだったので落ち込むこと度々…。
やっぱり向いてないのかもと思い始めたころに出会ったのがこの本です。
「これから」 岡本太郎の“書”
https://www.shogakukan.co.jp/books/77803743
太郎さんが毛筆で書いた文字に、詩が添えられている本なのですが、実に自由でのびのびと思いのままに文字が描かれています。そして詩にも心打たれました。
たとえば、
能(のう)という文字に添えられた詩
美しいと思うのは
自分が感ずることで、
自分が感ずるということは、
自分が美しいのだ。
だから、感動するということは
自己発見ですよ。
私の中での“能”は「能力」とか「能がない」とかで、あまり好きな文字じゃありませんでした。だからこの解釈の仕方に、もうビックリ。
感じたものを表現するのには人それぞれの表現の仕方があって、違うことに意味があるんだと気づかされました。
固定観念を外して、自分なりの見方で書く。
誰のものが正しくて誰のものが間違っているとか、誰のものが優れていて誰のものが劣っているという見方は一方向からの見方に過ぎない。
方向を変えれば間違いも劣っているもないんだって、この本を読んで元気が出ました。
自分が書きたいから書いてるんだ。これが大切なんだと改めて気づきました。
本の最後のページにある『遊ぶ字』にこんな一節があります。
芸術とか文化が、絵、書、文学、哲学、科学、等々という風に、
分化される以前、そのようなエネルギーは直接的に、
あらゆるものにみちみちていた。
今日、とかくさまざまな意識に邪魔されて、
それを感得しにくくなっているが、
実は誰でも心の奥深くに、
そのなまなましい思い出が生きているのだ。
だからこそ、パッとひらめき出た形は無条件に、
解読を越えて、生命感として迫ってくる。
最後に、岡本太郎館で見た大好きな詩もここに書いておきます。
うまくなる必要は絶対になし。
いわゆるうまい字なんて
価値ない。
それよりも、
下手なら下手なりに
のびのびと書く。
その方が字は
生きてくるものなんだ。
バトンをいただいた方は 山内たまさんです。 https://note.mu/tama1125
次にバトンをお渡しした方は 心打つ素晴らしい“書”を描かれるunimamさんです。
https://note.mu/unymam
noteを始めてからフォローさせていただいてる方で、憧れのユーザーさんです。
unimamさん、ぶしつけにバトンをお渡ししたのに快く受けていただきありがとうございます。これからもよろしくお願いいたします!
こちらにこれまでのバトンの記事が掲載されています!http://note.mu/notebaton/m/mdc6c5c99139b