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【HSBG】自傷軸の獣編成について今更まとめてみた
全国1億人のバトグラプレイヤーの皆さん、こんにちは。rinkと申します。
デュオ追加を含む大型アップデートから早1か月が経ち、調整も入ってかなりいい感じの環境に落ち着いているように感じます。
特に今回の大型アプデでは、【執拗な詩竜】による戦闘中のバフの永続化を利用したドラゴンや、【グレイメインの勇者】を軸とする偶数編成といった、今シーズンから生まれた新たな構成が結果を出してきました。
前環境まで【バナナ・スラマ】【巨狼ゴルドリン】を初めとした巨大トークン戦術でブイブイ言わせてきた獣も、今シーズンは新たな戦術を引っさげてやってきました。それが今回解説する自傷獣編成です。
自傷獣編成とは?
バトルグラウンドシーズン7(ver.29.2)では、ダメージを受けた際に効果を発揮するミニオンが新たに複数登場しました。
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様々な種族にこのようなギミックを持つミニオンが追加された中で、この特性を最も活かす手段を手に入れたのが獣です。
その手段とは、自分で味方ミニオンにダメージを与えて、ダメージを受けた際の効果を自発的に発動するというものです。
さらに高グレードには味方の獣がダメージを受けた際に永続バフを得るミニオンが揃っており、相乗効果で戦闘中に凄まじい回数のバフが乗る、というコンセプトです。
主なミニオン紹介
忠犬
![](https://assets.st-note.com/img/1715253510590-4M2ixFH8ag.png)
ダメージを受けると永続で攻撃力バフを得ます。初期スタッツはグレ1として見ても弱いですが、ターンを経るごとにどんどん攻撃力が上がり、中盤までの優秀な戦闘要員となってくれます。
特にグレ1=最序盤から盤面に置いておける特性上、ダメージを1ターンに複数回耐える場面も多く、非常に長い間戦闘補助を担えるため、獣種族抜きにしても初手のミニオンとして有力です。まさに忠犬という名前がぴったりな性能ですね。
銀のガチョウ
![](https://assets.st-note.com/img/1715253527720-lMDKFo6FDs.png)
今期のグレード2最強ミニオンの一体です。合計スタッツ4/5が保証されている時点で前期までの【下水ネズミ】並のスタッツがありながら、攻撃を耐えればさらに2/2挑発を量産します。
バフしてやればさらに大量にトークンを出し続け、後述の【オンドリャー】と並べた日には3・4ターン目からアホみたいな打点を相手の顔面に叩き込みます。
オンドリャー
![](https://assets.st-note.com/img/1715253528531-ZukYgkWYCB.png)
自傷効果を持った最も低グレードの獣です。ヘルスを1減らしてしまうとはいえ、本体が3/4と十分なスタッツを持ちながら2体に攻撃力+4は序盤としては破格。しかもミニオンの種族を問わないのもすごいところです。
前述の通り【銀のガチョウ】とのコンボは悪辣の一言で、相手の大きめのミニオンはオンドリャーのバフで倒し、手数ミニオンはガチョウのエサにできると、序盤の編成でありながら見事に相性を補完できています。
暴走獣
![](https://assets.st-note.com/img/1715254699063-DkEXqxRyW7.png)
8/8というやたらでかいスタッツが目を引くミニオン。攻撃時の味方へのダメージはそのデメリットとして設定されていますが、自傷軸の獣ではメリットとしても働きます。
スタッツ採用するだけなら、なるべく後方に置いて攻撃時の効果を発動させないようにしてもいいでしょう。
鞭蛇トライゴア
![](https://assets.st-note.com/img/1715254970279-vznzxoUQ80.png)
味方の獣がダメージを受ける度に体力が強化されていきます。自身へのダメージはカウントされないので注意。全体自傷効果のあるミニオンと併用すれば大量のバフエフェクトと共に一気に体力が伸びます。
従来のトークンを出すタイプの獣を併用した場合でも、トークンにダメージが入る度にバフの条件を満たします。ちゃんと相性がいいようにデザインされていますね。
棘々の志士
![](https://assets.st-note.com/img/1715255162521-AxktbORBfS.png)
蘇りを含めて味方ミニオン全体に2回ダメージを与え、さらに体力付与によってダメージを帳消しにします。多くのダメージトリガーのミニオンは1ターンに3回までの制限があるため、このミニオンがいれば敵ミニオンとの戦闘ダメージと合わせて必ず最大回数の発動が約束されることになります。高い攻撃力と蘇りによりある程度のテンポがある上、挑発付きなのもいいですね。
極彩色のスカイブレーザー
![](https://assets.st-note.com/img/1715268945510-ittPR72tcR.png)
自傷型獣編成のエースミニオンです。獣へのダメージをトリガーに、それ以外の味方の獣1体を+1/+1します。
ターン中の発動制限がなく、ダメージ判定はミニオン1体ごとにされるため、毎ターンとんでもない回数のバフが発動します。特に【棘々の志士】等による全体ダメージが発動した際のエフェクトは壮観です。
編成について
基本的な編成は
棘々の志士
トライゴア
スカイブレイザー×2
これらを並べた上で、適当な獣ミニオンで隙間を埋めていきます。スカイブレイザーはダメージを受けた獣自身にはバフできない=自分がダメージを受けても自分にバフできないため、2体並べて相互にバフできるようにしておくとバフ量が大きく伸びます。
トライゴアやスカイブレイザーのバフ量のことを考えると、なるべく7体全て獣に染めたいところですが、ダメージトリガーの強力なミニオンが引けているなら混ぜるのも悪くありません。特に【容赦せんトレント】はトライゴアに不足しがちな攻撃力を大きく補えるため、相性抜群です。
自動的にバフされるシステムを組めたら、それを担保にさらにトライゴアやスカイブレイザーの2枚目、ゴールデンを狙っていきます。
この編成の良いところ
グレード2の強い獣でテンポを取っていれば、グレ5発見のブレイザーからスムーズに移行できます。
強力なテンポミニオンがそのまま編成に活かせることが、いかに優れているかは言うまでもありませんね。
さらに、この編成は5発見でブレイザーさえ見つけてしまえばすぐに成立する上、そのターンの戦闘からバフを始めるのでアグロ性能が非常に高いです。特に中盤に幅を利かせがちな手数編成に対して滅法強いのは大きな利点です。
また、バトグラにおける最終構成は「巨大スタッツ+毒やリロイをすかす手数ミニオン」という形がテンプレとして存在しますが、自傷獣は「バフ対象のミニオン+バフを発動させる手数ミニオン」というように、自然とこの形を作ることができるようになっています。要するに相手にメタられにくい構成だということですね。
編成について(補足)
さて、今まで散々「自傷獣」なる編成について解説してきましたが、ここで私は皆さんに謝らなければいけません。
実は、「自傷獣」などという編成はこの世に存在しません。嘘をついてしまい誠に申し訳ございませんでした。
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おわり
自傷獣編成の問題点
冗談はさておきまして、この「自傷獣」というコンセプト、はっきり言って弱いです。「ちょっと弱いなぁ」とかいうレベルではなく、凄まじく弱いです。
一部のプレイヤーは「自傷獣編成は編成ではない」と言い切っているほどです。でもそれが言い過ぎではないレベルで弱いです。
どうしてそんなに弱いと言われるのか?それは以下のような数多くの弱点があるからです。
1.そもそもバフ量が少なすぎる
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実際に自傷型の獣編成を組んでみると、バフのエフェクトがこれでもかと発生するので、一見すごいことをしているように見えます。
しかしよく考えてみると、そのバフの一つ一つはスカイブレイザーなら+1/+1、トライゴアに至っては体力+1という舐めてるとしか思えない数値です。その程度のバフ、【強足の凶賊】であれば適当になんか買うだけでできます。
特にトライゴアは頭(攻撃力)をバフする手段が乏しく、スカイブレイザーを併用するくらいしかまともな方法がありません。かといって体力も大して大きく伸びません。その程度のバフ、【恋煩いのバラード歌手】であれば簡単にできます。
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追記:【容赦せんトレント】について
前半で書いている通り【容赦せんトレント】は自傷獣にとって非常に相性の良い強力なミニオンなのですが、挑発を持っているため、すぐに倒されて自傷ダメージを与えにくい点が若干使いにくいです。というかそもそも自傷獣で使わなくても強いミニオンなのでは?
2.強化対象のミニオンが弱い
例えば現在、ドラゴン編成やメカ編成が強いと言われている理由の一つは、ミニオンに聖なる盾が付与できる、かつそのミニオンを継続的に強化できるということです。1回ダメージを無効化できるミニオンを大きく育てられる、弱いわけがありませんね。
ナーフが来る前の偶数編成が強かった理由の一つは、編成できるミニオンの選択肢が幅広かったからです。特に偶数グレードには【刀狩】【エネミーリーパー4000】など、非常に強力な戦闘効果を持ったミニオンが多数存在します。それらをじゃんじゃか強化できる、弱いわけがありませんね。
一方で、自傷獣はどうでしょうか?なんか意味のわからん青い鳥やら、体力だけ高いヒドラもどきがぼっ立ちしてるだけです。なんでこの人、首三本あるのに3WAY攻撃しないんですか?
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要するに、今の獣種族は強化対象にしたい戦闘効果持ちミニオンが乏しく、サイズの大きなバニラを並べることにしかならないのです。
唯一、強力な戦闘時能力持ちの【荒ブル鋼獣】はダメージ時能力を持ち一見シナジーがあるように思えますが、聖なる盾でダメージを無効化するとダメージ時のバフが発動しないため、むしろ相性が悪いです。また、志士を併用すると1回目のダメージで聖なる盾を能動的に付けられるものの、蘇り後の2回目のダメージで盾を剥がされてしまいます。DV彼氏かな?
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3.バフのタイミングが遅い
バトグラにおける多くの構成は、酒場フェイズ中にバフ・戦闘開始前にバフ等、基本的に戦闘に入る前に戦団を強化します。あるいは、戦闘中限定で非常に強力なバフを付与するタイプのものもあります(ゴルドリン編成等)。
しかし自傷獣は戦闘中に永続バフを少しずつ付与していくという特性上、バフのタイミングが普通の構成と比べて一歩遅れます。酒場フェイズ中に強化する手段と言えば謎のカメくらいしかいません。
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4.バフ量が安定しない
この編成の最大の欠点です。
ブレイザーのバフ対象はランダムなため、対象を絞るために獣の数をなるべく減らしたいところですが、獣の数が減ると今度はバフ回数が減ってしまうというジレンマを抱えています。さらに手数が出てバフ回数を稼ぎやすい【マ神馬】等のトークン系の獣を使用すると、トークンにバフが入ってバフ値が残らないということも多々あります。
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さらに、戦闘によってバフを得るという特性上、戦闘結果によってバフ量に大きな振れ幅があります。対戦相手がアンデッドのような手数タイプの編成であれば大きくバフを獲得できますが、サイズの大きなミニオンや【大暴走リロイ】等でブレイザーを倒されてしまうと、途端に何もしないバニラ軍団に成り下がります。とりあえず倒されれば仕事ができる【ネルビアンの王アヌバラク】等とはこの点で大きく劣ります。
特に致命的なのが、一度自分よりも大きなスタッツの編成に当たってしまうと、そのターンのバフ量が確保できずスタッツが育たない→次のターンでもスタッツ負けする→さらにスタッツが育たなくなるという悪循環に陥ってしまうことです。これはこの構成のゲームデザイン上の問題であり、プレイヤーにはどうすることもできません。
5.自傷システムを使う意義が薄い
【暴走獣】や【棘々の志士】は、テンポこそそこそこあるものの、「味方にダメージを与える」以外のことを一切しません。シナジーのあるミニオンを取れていなければ何もしないバニラです。また、そもそもダメージ時に起動する効果は普通に戦闘するだけでもある程度効果を発揮でき、わざわざ自傷用のシステムにコインを使う意義は薄いと言わざるをえません。
さらに言えば、自傷システムの不便な点として自陣の聖なる盾を剥がしてしまうということがあります。特に、手数+スタッツの編成に組み込むと強力な【太陽の怒りフェリックス】を使いにくいのはかなり痛いです。
味方全体にダメージを与えたいだけなら、わざわざ獣ミニオンを使わなくても【ファイヤーダンサー】【トンネル爆破係】を使えばいいですし、相手の聖なる盾を剥がせる分こちらの方が有用な場面も多いです。
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6.着地点がない
この編成はバフシステムであるスカイブレイザーに極度に依存している一方で、ブレイザーを入手した後の伸びがブレイザーの枚数を増やす以外にありません。
獣限定の戦闘時バフという範囲の狭さから、断末魔構成における【タイタス・リーヴェンデア】のような、構成を劇的に強化するミニオンが存在しません(強いて言えば志士+タイタス)。かといって、より強力な編成に移行することができるようなハブとなるミニオンもテーマ内にいません。1位を取り切れるような、構成の着地点が存在しないというのは魅力を感じられません。
7.適切な調整を受けなかった
自傷獣があんまり強そうではないというのはシーズン開始前の事前評価でも予想されていました。また、クエストが撤廃されたこともあって全体的にデフレ環境になるのではないかと言われていましたね。
しかし蓋を開けてみれば【ポーキー・ソーンマントル】を得て【宝石の運び屋】のバフを受けたキルボアや、新たに登場した【グレイメインの勇者】、酒場バフ能力が上がった悪魔などがとんでもないスタッツのミニオンを並べる環境となり、デフレしてたのは獣だけだったというオチでした。
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当然、自傷獣は何らかのアッパー調整を受けるだろうと予想されてしました。軸となるブレイザーはグレ4としては破格のバフ効率を誇っていたこともあり、調整次第では十分に戦える構成になる予感もありました。
そしてver.29.2.2での大量調整において獣もいくらかの調整を受けました。どのような内容になっていたかというと……
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自傷獣編成を己のカードパワーだけで成立させていたブレイザーはナーフされてしまいました。
調整前の自傷獣はグレ4滞在で組める耐え構成として一定の需要があったのですが、ブレイザーがグレ5になってしまったことで低グレードで組むのは困難になりました。
この時のミニオンのナーフはかなり思い切ったものが多く、【グレイメインの勇者】のバフ半減や、今まで何故かナーフされず聖域扱いされていた【ライラクのメタルヘッズ】にもメスが入るなどしていました。そこで、相対的に立ち位置が良くなるであろう獣も多少パワーをセーブする必要があると判断されたのでしょう。
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続いて、グレ5にしてはパワー不足感が否めなかったトライゴアはグレード4に下がった代わりに、何とバフ量が半減しました。
そもそも自傷獣編成自体が複数枚のブレイザーが必須であるにも関わらず、トライゴアをグレ4に下げられたところで構成難易度は全く変わりません。それどころか、調整前でさえ微妙だったバフが半減というのは、ただでさえバフ量の少なさが欠点である自傷獣にとって弁慶の泣き所をゴルフクラブでぶん殴られるような仕打ちです。
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一応志士に関しては蘇りを獲得して明確に強化されましたが、そもそも調整前の性能がリリース当初のバトグラかと思うほどの常軌を逸した弱さだったので、とりあえずマシになったかなという程度です。
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総じて、自傷獣は調整前から大した強さではなかったにも関わらず実質的なナーフを喰らい、もはやその姿を見ることはほとんど無くなりました。たとえたまに対面で見たとしても弱すぎて全く印象に残りません。
cf:グレ3ミニオンが弱い
これは自傷軸の獣に限らない話なので少し論点がズレますが、獣のグレ3ミニオンにあまり将来性が無いというのも一つの要因です。
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シーズン7の環境ではグレ3に【メラメラ・フェルブラッド】【ディープ・ブルー・クルーナー】【ハジキロボ】等、それなりに将来性を確約されたミニオンがそこそこ存在します。一方でグレ2ミニオンには将来性のない弱いミニオンが多いことから、なるべくグレ3〜4に素早く上げることが重要とされています。
しかし、獣はそれとは逆にグレ2がやたらと強く、グレ3が弱い傾向にあるため、環境と噛み合っていません。グレ2でガチョウを集めてテンポが取れたとしても、グレ3やグレ4では獣を集めずにもっと将来性のある種族を狙うことになるため、必然的に自傷獣に進行することがほとんどない、という状況になるのです。
自傷獣の今後の展望
さて、こんな散々な目に遭っている自傷獣編成ですが、まだ未来はあるのでしょうか?今後期待される救済案についても少し考えてみます。
バフ量の増加
まず何にしてもバフ量が増えなければ話になりません。なーにが体力+1じゃ、バトグラを舐めるな。
ただ、バフ量が増えすぎると後追いのプレイヤーが誰もバフスピードに追いつけないという事態にもなりかねないので、慎重な調整を期待したいところです。
新ミニオンの追加
穴となっているグレード3、着地点のグレード6にも何かしらのシナジーミニオンが欲しいところです。「戦闘中バフを2倍にする」といった新たなシステムミニオンの登場もありえなくはないでしょう。
特性を生かした新たな立ち位置の確立
前述した通り、この編成は手数+スタッツの形が自然に作られるため、完成してしまえば後追いでメタることが非常に困難であることは事実です。まあ今のパワーだとそもそもメタる必要がないんですが
バフ量の増加やミニオンのグレード調整等で取り回しが改善されれば、
早期にミニオンを育てて、弱い盤面の対戦相手の体力を大きく削る
メタりにくい構成でそのまま上位まで逃げ切りやすい
という要素を併せ持った、今までにない新しいタイプの構成になる可能性を秘めています。まだまだ今後に期待できると思いませんか?
何でこんな記事を書いたの?
ここまで7000字超使って、今更語るまでもない自傷獣について記事を書いたのには、しっかりとした理由があります。
それは、どんな編成であっても、どこが強くてどこが弱いのかを理解することはとても重要だということを伝えたいからです。
ただ記事や配信を見て「○○が強い」という情報だけを鵜呑みにしてプレイしていても、ある程度勝つことはできるかもしれません。しかしそこで「何故強いのか?何が強いのか?弱点はあるのか?」ということを意識すれば、さらにもうワンステップ上の上達に繋がります。
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ごく単純な例として、キルボア編成で巨大なミニオンをずらりと並べることに成功したとします。
そのまま「キルボア最強!!」で終わるのもいいですが、ここで構成毎の強み・弱みを理解していれば、
スタッツ構成は手数が出ないので、毒袋やリロイによる1対1交換に弱い
毒リロイはアンデッド等小さいトークンに相打ちにされるのが弱点
という知識から、「手数の出るミニオンを探しに行こう」という判断ができますよね。
もしかすると、今弱っちい自傷獣も、気付かないうちに強構成に変貌しているかもしれません。その時に置いてけぼりを食らわないためにも、ミニオンや構成の強み・弱みを正しく理解することはとても重要なのだということを、私はこの記事で伝えたかったのです。
嘘です。Blizzardの調整をディスりたかっただけです。
君たち絶対テストプレイしてないよね?
![](https://assets.st-note.com/img/1715335600708-f7xCVCn8xP.png)
おわりに
少し前まではそこそこレートを盛り、大会の主催や運営もしていた私ですが、最近は自分でレートを盛ることを放棄して配信で適当なコメントばかりしています。
宣伝することもないので、信仰しているセセイセイ教を布教しておきます。私も頻繁に右の盤面に出没していると思います。ロビレジェ王者にしてあちょ三人衆の一角のプレイを共に味わいましょう。
ここまで長文を読んでいただきありがとうございました。意見・感想等お待ちしております。
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