巻物のような文章
まだ扇風機をつけています。ねこです。
タイトルの「巻物のような文章」、これはわたしが書く文章の特徴。
わたしは「書く」ことが好きで保育園の時からお話を作って砂場に書いたり学校の作文もそんなに苦でなく書けたりしてきたのだけれど、最近わたしには文才がないことに気づいた。今更ながら。
特に要約したり短い文章で何かを書いたりすることができない。
わたしの特性の一つに「たくさんある情報の中から大切なものを抜き出して簡単にまとめる」ことが苦手というものがある。これは知能検査で分かった特性なのだけれど、なるほどたしかに、わたしは文章を書くときに「全部大切」だと思っている節があるので全部書いてしまう。あるいは「あれの説明もつけといた方がわかりやすいかな」とか「ここ誤解されないように付け加えておこう」とか、そういうことでどんどんどんどん話が長くなっていく。
それが功を奏してきたのが小論文で、文字数が足りなかったことなんて一度もないし時間内になんならマス目が足りなくならないように気を付けていたし、自分の中に知識さえあればいくらでも書けた。だから、入試やテストで困ることがなくここまで気づいてこなかったんだなぁと思った。
しかし、これもおしゃれや言い回しをしたり一言でまとめたりすることはできていないため、説明文のようなものにしかメリットはないなぁと感じている。実際このnoteを書いていて、最後の締めとか、オチの一言みたいなものが全くもって苦手。こういうのってどこで鍛えるんだろうとnoteを書くたびに思う。
仕事をし始めて、まだわたしは経験がないがこれから「資料をつくる」機会があるかもしれない。そうなったときにこの特性が顔を出してくるのではないかと思う。資料は簡潔でわかりやすく、一目で見てわかるようなものが望ましいと思う。わたしの真逆だ。巻物のような長さの説明ならいくらでも書けるが、それをA41枚でと言われる日が来るかもしれない。どうしよう。どうしようと思いながらも今日もオチのないnoteを書き殴る退勤中のねこなのであった。