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カナダで保育:子ども達の海外旅行事情

うちの園の子どもたちは、小さい時から本当に色々な所へ行っていると思います。

ご両親がバンクーバー出身じゃない方が多いからか、おじいちゃんおばあちゃんに会いに行くにも国内とはいえ数時間かけて飛行機で会いに行く事もよくあります。

他の国から移住した人たちも多いので、実家に遊びに行くのも海外旅行になります。

それ以外にも、単純に旅行に行くと言っては違う国にも良く行っているし、近場とはいえアメリカ、特にシアトルへはしょっちゅう行っているようです。


思い起こせば私が生まれて初めて飛行機に乗ったのは、17歳の時のアメリカへのホームステイ。

その時は本当にビビりまくりで、離陸の際の加速の時には「死ぬ!」と思ったほどでした。

もちろん私と同年代の方たちでも子どもの時から海外が身近にあったり、国内でも飛行機に乗ったという人は沢山いると思うのですが、園の子ども達を見ていると、本当に時代が変わったんだなぁと思います。


そしてそんなうちのクラスの子どもたちで、来週からお父さんの実家であるブラジルに1か月ほど行く子どもがいます。

来月には違う子どもが、5月いっぱいイギリスへ祖父母へ会いに行くとの事。

そして金曜日にはこれから、近場ではありますがウィスラーへ小旅行へ行くという子がいました。



そんな子どもたちとの会話

私「N is going to Brazil from next week, E is going to England from next month, and A is going to Whistler from today, right? I want to go somewhere too!」
(Nちゃんは来週からブラジル、Eちゃんは来月イギリス、Aちゃんは今日からウィスラーに行くんだよね?私もどこかに行きたい!)

Eちゃん「You can go Grocery!」
(食料品の買い物に行けばいいよ!)

Nちゃん「Yeah! You can go grocery shopping!!」
(そうだよ!買い物に行けばいい!)

私「Oh, right!(爆笑) But I want to go somewhere else! Can I join your trip?」
(まぁ、そうだね! でも違う場所に行きたいな!あなたと一緒に行っても良い?)

Eちゃん「You can go Grocery! (食料品の買い物に行けるよ!)」


いやぁ、ダメとは言われなかったけれど、あくまで私が行けるのは食料品の買い物だけのようでした(笑)

同じ質問を数時間後にしたら全く同じ回答を貰ったので、彼女たちの中では本当にそう思っていたようです!


彼女たちが大人になった時、私たちの海外旅行事情はどのようになっているでしょうか。

もっと短時間で移動できる乗り物が開発されているのでしょうか。

私の子どもの頃に比べ、今はインターネットを通して世界中の人と気軽に交流する事が可能になりました。

そしてこの子どもたちは2歳の時から色々な国へ行き、色々なものを見て、色々なものを食べて成長しています。(まぁ覚えているのかは別として)

そんな彼ら彼女らがもっと大きくなった時、どんな気持ちで他の国に行き、何を経験して、何を思うのか。

20年後にでも会って聞いてみたいですね!







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