SEVENTEENのブラカン公演に行った。その1。
これは、2024/1/14開催 SEVENTEEN SEVENTEEN TOUR 'FOLLOW' TO BULACANに行った時の備忘録です。
・チケッティング
コロナ禍前に発表された5大ドームツアーのリベンジが発表されたあと、アジアツアーの発表がありました。
場所は、バンコク、マニラ、マカオ。
行くかどうするか、とても悩みました。場所的にはバンコク、スケジュール的にはマニラだったのです。
ただ、もし入るなら条件がありました。
それはスタンディングエリアであること。
今後日本でのスタジアム公演が発表されたとしても、恐らくアリーナには座席があるでしょう。
また今回のソウル公演でもアリーナでは座席指定でした。
あのカオスさはぜひ体が動くうちに体験したい。できれば規模が大きいスタジアム公演で。
バンコク公演はVIPのみスタンディングでしたので、チケッティングに挑みましたが即完売。
マニラも1/13公演は回線が混雑し、あっという間に売り切れてしまいました。
まぁ縁がなかったと諦めていたところに、ブラカンの1/14追加公演が決定。
しばらく様子を見ていたのですが、アリーナスタンディングのうち、A・Bはもちろんすぐ売り切れましたが、C・Dはまだ残席がありました。
というのも、東南アジア公演のアリーナ席は最低でも35,000円くらいの価格帯なので最後まで残ることが多いのです。
ものすごく悩みましたが、深夜1時に意を決してスタンディングD区画チケットの決済ボタンを押す私がそこにはいました。
・準備
世は大円安時代、私が航空券を探し始めたときは、1ドル150円という円相場でした。
ただ、増え続けるインバウンドや公演自体が年始に近いということもあり、迅速にエアチケを確保しなければいけなかったのです。
ゲットしたエアチケはセブパシフィックの1/12の夜成田発→1/15ニノイアキノ発のチケットでした。
ホテルはキャンセル前提でマカティとパサイと空港近くにパパッ4、5個抑えて。
そして1番重要な問題、今回の会場がブラカンであるという事です。公演会場はブラカンはメトロマニラから車で1時間半はかかる場所です。
ここまでどうやって移動するのか、とても困っていたところに巡り会ったのが去年TXTのブラカン公演に参加した方のnoteでした。
この方のnoteの情報がブラカン公演参加の最後の一押しをしてくださったといっても過言ではありません。
この方のブログの中にTTTというボランティア運営の移送サービスがあるとの明記があり、しかもこのボランティアの発足人はカラットとのこと。
受付が開始次第こちらにお世話になろうと決め、ざっくりのスケジュールは組めました。
・(小話)親への報告
私はいい年齢ですが、さすがに海外に旅立つ時は使用するエア、滞在先のホテルなどを親に報告します。
実はフィリピンは母親が渡航NGを出している国のひとつでして、これをどう報告するかがネックでした。
天を仰ぎながらスタンディングDチケットの決済ボタンを押した翌日の某めざましテレビの占いコーナーをたまたま見ていると
……速攻報告しました。
・準備大詰め
ここで母から「頼むから危険なので夜間移動はやめてくれ」との依頼。
困りました、なぜなら私が取ったエアは20:55成田発、深夜1:05ニノイアキノ着の航空券だったからです。
本当はタクシーでホテルに深夜チェックインのつもりだったのですが、これ以上不安にさせることはできない…
そこでたどり着いたのがニノイアキノ第3ターミナルにある簡易宿泊所です。
ここはAM0:00、AM3:00、AM8:00、PM4:00とオールタイムを4分割くらいで予約を受け付けてくれ、7時間半の滞在が可能なラウンジです。日本語での注意書きもありPayPalで事前決済ができました。
わたしはカプセルベッドAM0:00からの予約をとり、そこでAM7:30まで滞在し、朝に移動することにしました。
・推し不参加の通達
マニラへの準備を進めながら、日本のドーム公演へ参加するために毎週末名古屋・大阪と飛び回り、平日は仕事という日々を送っていた中の12/14。
この日は前日からのかなり重めな仕事と、上司との連携の取れなさでものすごくストレスがかかっていた日だったのですが、そこに飛び込んできたWeverseからの通知。
この「NOTICE」というワードがどれだけ背筋が冷えるものか、コロナ禍を経たオタクはみんな一度は経験しているとは思うのですが、このタイミングかぁ…という感じでした。
エアもキャンセル返金のないチケットを抑えている、チケットもリセール機能はない。行かないという選択肢はありませんでしたが、私よりも事情を知っている周りのほうが心配してくれました。ありがたい。
大阪公演3日目にしきりに「今日楽しいねぇ」とニコニコしながら言っていたジョンハンの姿が印象的だったのですが、体は限界に来ていたのかと思うとそちらのほうが泣けました。
・いざ、マニラヘ
1/12、デカリュックで出勤し仕事をして少し早退をしていざ成田空港第2ターミナルへ。
チェックインカウンターを探していると、長ーく伸びているそれらしき列が。念のため列の先頭まで行ってみると、レギュラーチェックイン・キオスクチェックイン・オンラインチェックインと列が分かれているにも関わらず、途中で混線し横入りが発生した様子。激怒しているお客さんと困っているグランドスタッフさん、本当に大変そうでした。
セブパシフィック航空のサイトでオンラインチェックインは済ませており、受託手荷物もなかったので、念のため近くのスタッフさんにその旨を伝え、
「それでも紙のボーディングパスは必要なのか?」と聞くと「必要だ」との回答。…まぁLCCだから仕方ないけど、スタッフさんへの負担が半端ないな。
オンラインチェックイン済みの列に1時間ほど並び、無事に紙のボーディングパスを入手。
それにしてもフィリピンの方の預け荷物の多さがすごい!これは遅れるなぁと思っていたら案の定約1時間ほど遅延し、出発しました。
夜便なので真っ暗ではあったけど、滑走路はキラキラで綺麗でした。
寝て起きたらあっという間にマニラ。
入国検査に30分ほどかかり、その間に日本で設定してきたesimを有効化。
私の設定ミスで通信できなかったのですが、マニラ空港のフリーwifiで購入元に連絡し無事に通信が出来ました。助かった。
到着ロビーでキャッシングをし、そのまま第三ターミナルの4Fへ。
予約していたカプセルホテルへ向かいます。
カプセルの中にはバスタオルとアメニティセット、枕元に電源と電気、セキュリティボックスがありました。
1時間おきくらいに目が覚めてしまいましたが、それでも6時間フライトのあとに横になれるのは体がめちゃくちゃ楽。
一応このカプセルホテルはラウンジという名称でもあるので、朝6:30くらいに軽食のカップケーキとクラッカー、温かい紅茶をいただいて、いざ空港の外へ!
もあ~っとしたアジアならではの湿度を感じながら、Grabでタクシーを呼びます。ピックアップ箇所をどこにしていいか分からなかったので、ちょうどあったGrabのブースに聞くと教えてくれました。
今回Hotel 101 Manilaに宿泊。
室数が多いのかチェックインに時間はかかりましたが、スタッフの方の感じも良く、なにより出かけて帰ってくるたびに駐車場の警備の方が胸に手を当てて笑顔で会釈をしてくれるのがとても嬉しかったです。
その後は怒涛の観光TIMEスタート!
マニラ大聖堂→サンアグスチン教会→サンチャゴ要塞→カーサマニラ博物館→リサール公園→マニラベイウォーク→SM mall of asia→オカダマニラと1日でマニラの観光地を満喫しました。
この日の歩数は脅威の37,000歩を記録。
…明日スタンディングだってば。
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