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#5 Path of the Abyss 1人旅 モガス鉱山~カラザナの領域

前回。
エルフの男の幽霊(だと思われる人)から解放してほしいと言われていた巫女のいる領域へ辿り着くも、今のレベルで先に潜っておくべき場所に当てがあった冒険者。

ひとまず先にモガス鉱山へ寄り道して、装備やスキルを整えることにするのでした。

鉱山の中は時折広い空間があり、そこにはガスのようなものが沈殿。
通るだけでダメージを受けてしまう厄介な場所になっていました。
狩人スキルを持っていればダメージを受けずに通り過ぎることも可能なものの、スキルポイントをほとんど魔法攻撃に投入している冒険者に余裕はなく、根性で通り抜けるしかないのが辛いところ。


しかしそのおかげで今まで使っていた【火球】の他に【火炎竜巻】や【熱線】なども習得。
相手を三重、酷い時は四重に火傷させるという、よく考えると大分えげつなさそうな戦闘スタイルが可能に。
楽に死にたければこの冒険者は敵に回さない方がいい。


実はダメージ床がある以外はほぼ言うことがないモガス鉱山B1F、B2Fを進んでいく。
道中で隠し部屋を見つけて被虐の像というアイテムを拾ったりするも、今すぐ使うようなものでもないのでまた今度。


ちなみに、冒険の途中でまたマナの井戸に飛び込みまして、予備の腕が生えてきたりしました。
両手武器と同時に盾を持てるので結構便利。いやかなり便利。
基本的には片手武器より両手武器の方がスペックいいっすからね。
ただまあ、見た目はまあまあキモくなってそうだなという気はする。
血液も毒だし大分人間を卒業している。

ちなみにこれらの肉体の変異はアイテムで治せますので気に入らない変異は治しちゃってOKです。
君だけの体の異常を組み合わせて最強の肉体を目指せ!

そうやって鉱山を進んでいくと、以前と同じようにエルフの男が出現。
この先は巫女タタナの封じられた領域だと教えてくれました。つまりは最下層。
古き王の霊廟と比べると敵は強いものの浅めのダンジョンだった様子。


カラザナとタタナ。どっちから先に攻略しようかな~と思いましたが、とりあえず以前の冒険で見つけたカラザナの領域を先に攻略することにしました。
順当に進めばこちらを先に見つけるし、たぶんこっちの方が楽やろという見込み。

そんなわけでカラザナの領域。
マップが昔のダンジョンRPGのように完全なワイヤーフレームで表示され、何やら少し異質な雰囲気。
左上のデバフも盛り盛りです。

回転する床と隠し扉だらけのやっかいなダンジョンを進んでいく冒険者。
そんな異様な場所で出会ったのは謎の老人。

何を急にわろてんねん。
と思ったら突然の浮遊感。そして老人の乾いた笑い声。

気が付けばダンジョンの入口にワープで戻されていました。

は?

などとキレてみたものの、ダンジョンの各階には転移ピラーというものがあって街からワープできるので、そこまで大変なことではなかったり。
ただよぉ、人をおちょくる態度が許せねえよな?
なお老人にもう一度会いに行くと、もう一度ワープさせられるだけの模様。
燃やさせろ。



クソカスファッキンテレポートケラケラ笑いジジイをスルーして辿り着いたのは巫女カラザナのいる場所。


もはや正気ではないのか、こちらを見るなり襲い掛かってきました。


混沌の巫女カラザナ。
かつては「秩序の巫女」と呼ばれたカラザナもダンジョンの奥地で巨人に縛り付けられ瘴気を浴び続けて正気を失ったのか、混沌の二つ名を得たご様子。
ブッ倒してでもその苦痛から解放してやりましょう。

流石にボスということもあり、普段通り火傷を付与しての持久戦を狙うも、そもそも火傷耐性が高くてなかなか通らない。

一方でカラザナのメイン攻撃手段も物理攻撃なので、こちらも分身でいくらかは無効化できるという状況。持久戦の様相を呈してきました。
とはいえブレス攻撃も持っているのでじりじりと押されがち。


このままでは苦しいということで、こちらも火傷対策対策を発動。
【抵抗貫通】を使うことで火傷耐性を一時的に下げ、その隙にありったけの火炎魔法を叩きこむ。


これにより火傷は通りまくり、こちらが回数制限のある回復魔法を全て使い果たすころには向こうもかなり満身創痍。


なんとか勝利を収めることができました。
汝の穢れた魂が我が浄化の炎で清められますように。
浄化というには火傷させて逃げ回る戦い方は陰湿すぎる。

何はともあれ、この地に縛り付けられていた巫女は解放されました。
この調子であと2人の巫女も解放していくとしましょう。


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