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kenshi記録 - #10 彼女はシェクの伝説になった 経験値ほぼゼロメイド編
前回のメイドさんKenshi。
三度目の正直にて強敵であった高位審問官セタを倒したメイドさんご一行。
次なる敵はそのセタと並べて語られる高位審問官ヴァルテナです。
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現在のホーリーネーション地域の地図はこんな感じ。
緑色は同盟を組んでいる派閥の拠点(今はシェク)
赤色は敵対している派閥の拠点(今はホーリーネーション)という感じ。
白色は特に仲間でも敵でもないか、あるいはまだ訪れたことがないので分からない場所です。
マップ上の方にあるブリスターヒルなんかはホーリーネーションの首都なのでバチバチに敵対してるんですが、まだ訪れた事がないので白色って感じですね。
ちなみに中央のバッドティースという町の周りにある赤色の拠点は全部滅ぼしてます。note上ではさらっと書いてるけど、それなりに戦いや旅をしているのです、実は。
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闘いの中で足が速くなったメイドさん。以前はお願いしたくても難しかったお使いが多少できるようになりました。もちろん、傭兵を引き連れてなんですが。
今回はホーリーネーション領なのにスケルトンが経営しているという隠れ家的防具屋アーマーキングまで来ました。
前回のセタ戦で防御力の向上を急ぐべきと判断したのと、バッドティースが陥落したことでホーリーネーション領の深い場所にあるこの店まで比較的安全に来られるようになったからです。
アーマーキングは命を救う。まったくもってその通りだね。
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防具屋も口コミは大事らしい。
実際、売り物はある程度ランダムではあるんですが、ここで買える防具はランクの高いものが多いので、自作にこだわりがあるプレイヤーとかでもない限りはここで揃えることが多いんじゃないでしょうか。たぶん。
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おかげさまでウチの用心棒であるセトさんもフルアーマーセトさんになって防御力大幅アップ。いい兜がなくて頭に攻撃が集中すると倒れがちだったんですよねー。
しかしシェク族って兜から角が突き出まくるけど、オーダーメイドで穴開けたりすんのかな……
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ほとんどのメンバーが防具を一新して向かうは高位審問官ヴァルテナの待つオクラン・シールド。
ホーリーネーションの東側に位置する場所で、名前通り東よりくる外敵から国を守るための防衛拠点となっている町です。
なので、まずはオクラン・シールドよりも周りの施設から落として少しずつ戦力を削いでいきます。例によって奴隷収容施設を襲撃していくメイドさんたち。
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人数が多すぎても管理し切れなくなりそうなので、志願者がいてもあまり仲間に入れる気はなかったんですが「何とかして恩返しがしたい」という言葉に胸を打たれて新メンバー加入。ビンさんです。
これで現在いる元ホーリーネーション奴隷組は5人。
クロスボウや砲台要員としては十分な感じですね。
そして辿り着いたオクラン・シールド。
大きな道を挟んでふたつに分かれており、その道を通る敵を左右のクロスボウ砲台で射まくるという恐ろしい構造になっています。
しかしオクラン・シールドへの入り口はそのヤバい道にしかないというのが難しいところ。
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なので外壁側に外壁より高い建物を立てて上から砲台で狙うことにしました。
本来は他派閥の拠点近くに自分たちの建物は立てられないのでこういうことは出来ないんですが、ゲームの仕様(?)を活かすとこういうことも出来たり。詳しい方法は割愛。
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というわけで防壁内をのんびり歩くパラディンにクロスボウの矢をプレゼントしていきます。ねえねえどんな気持ち?
パラディンたちはこちらの拠点まで走ってこようとしますが、彼らの拠点の出口は我々の拠点とは真逆の位置にあるので、かなりの遠回りをしないと来れないようになっています。その間に放たれるクロスボウたち。
ボロボロの彼らが辿り着いたとしても傭兵とフルアーマーセトさんが待ち受けてるという状態です。
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ちなみに逆にオクラン・シールド内から見るとこんな感じ。
完全に防壁の上にクロスボウ砲台があるし、防壁のせいで相手拠点にいけない。かなり苦しいでしょうね。
まあ、こんな近場でデカい家を建設されてるのに気付かない方が悪いということにしよう。
セタ戦とは打って変わって順調にホーリーネーション兵たちを退けるメイドさん一行。これも有利な作って戦えたがゆえのこと。
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オクランの敵…もう殺しはお終いだ」
ほとんど被害なしに高位審問官ヴァルテナのもとへやってきたのだった。
「どうやらやり過ぎたようだな」だと?
やるのはまだまだこれからよ!
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セタ戦と同様、足が速くなったメイドさんでクロスボウ砲台の前へ釣る!
私とて同じ戦術ばかり使いたくはないが、攻撃力が低すぎて攻撃が当たらん以上仕方ないのだ!
そんなわけでクロスボウ砲台の射程内でぐるぐる逃げ回り、ヴァルテナ以外のパラディンを倒すことに成功。このままヴァルテナもいけるだろうと思っていたのだが
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ついに誤射がメイドさんを貫き113ダメージ。
恐れていた事態。致死ダメージではないものの、逃げる中でパラディンの攻撃を多少受けていたメイドさんはこれで気絶。
何かあった時のために待機していたセトさん&カンさんと、セタを倒して以来すれ違う度にメイドさんを褒め称えまくるメイドさんファンクラブと化したシェク戦士の皆さんで救出へ行く。
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というか周りのパラディンを倒してこの人数差。
画面外にいるシェク戦士も合わせれば10人くらいいるし、このまま力押しでなんとかなるでしょ。
ヴァルテナさんおつかれさまでした。対戦ありがとうございました。
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その間にセトさんがメイドさんを救出完了。
やはりクロスボウ砲台は低レベルでも大ダメージを与えられるいい戦術だけどリスクも結構あるなと感じた瞬間でした。
でも実際これくらいしないと高レベルのキャラにはダメージ通らんのよなあ……
メイドロボさんを修理している間、ヴァルテナとシェク戦士たちの戦いをあまり見ていなかったんですが、気が付けばヴァルテナが居なくなっていました。
もしかして倒したシェクが持って行ったのかな、シェク戦士もいなくなったし……と思いつつ、ヴァルテナのいた兵舎にお宝がないかと漁りに行ったら
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普通に生きとる。っていうかちょっと足を怪我してるだけなのなんで?
10人くらいいたシェク戦士をこの程度の被害で倒したというのか。
高位審問官ヴァルテナ、恐ろしい男よ。
しかし何やら様子がおかしい。何かのバグなのかこちらが自ら攻撃範囲に入るまで戦闘態勢に入らなくなりました(この手の挙動はたまにある)
つまりは
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殴って!
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即座に逃げる!
こうすることで相手に攻撃させる隙間を与えずに殴り続けることが可能になるッ!
こちらが先に殴る → 殴られた相手が反撃するために戦闘態勢に入る → 反撃される前に走って戦闘から離脱する → 相手は戦闘態勢を解く → こちらが先に殴るループの完成ッ!
操作ミスさえしなければこのタイマンは勝てるッ!
シェク戦士であるセトさんにとって、ホーリーネーションの高位審問官をタイマンで倒すというのはさぞや誉れになるでしょう。それを実現させてやりたい。まあ、やってることはハメなんだけど。
とは言えヴァルテナの防御力は凄まじく、何時間も剣を振るい続ける展開。
一方的に殴っているとはいえ、こちらは相手の攻撃を足にでももらえばヒット&アウェイが出来なくなって終わり。
そんな緊張感のある戦いが続き……
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セトの銘刀サーベルが下腹部をえぐり、
高位審問官ヴァルテナに勝利!
マジで一生防御されるので、怪我が蓄積してステータスが下がるまでは「これいつ終わるんだよ」という気持ちでした。
旅に出た娘が宿敵ホーリーネーションの幹部クラスを屠ったと聞けば、シェク女王エサタもさぞかし喜ぶことでしょう。
ということで、実際にセトにヴァルテナを担がせて撃破報告させてみた。
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残念ながら専用台詞はない模様。
まあそうだろうとは思ってたけど娘さん相当頑張ってるので褒めてあげてください。彼女がいないとメイドさんご一行はいまだにその辺の野盗に殺されそうになります。
とても国と戦ってる一団とは思えない。
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というわけで、ホーリーネーションとの戦いは最後の標的ホーリーロードフェニックスを残すのみとなりました。
この戦いはどうなるのか。高まっていく戦いのレベルに、人よりちょっと足が速いだけのメイドさんにまだ出番はあるのか。
次回に続く。
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そしてセトは伝説になった。
シェク王国女王 エサタの娘 セトではなく、一人の戦士として。
※追記
続きできました。最後です。