imagine(furniture)
こんにちは 2年以上ぶりにnoteを書きます、BOYMEETSARTのリンです。2年ぶりなので最近撮った顔写真を冒頭に...なんか病人みたいな顔してますが概ね元気にやってます。
過去のnoteを見返すと、2年前から、多くのことが変化し、少しの大切なことは何も変わっていませんでした。卒業できたことがここ最近のビッグトピック!祝いは来年3月まで受け付けます。
...さて、久しぶりの執筆で既に疲労は限界、意識は朦朧としている状態ですが、今回はカルチャークラブ立ち上げぶりのプロジェクトリリースということで久しぶりに、暑苦しく文章を綴っていこうと思います。
アンティーク家具ブランド imagine(furniture) をつくりました
表題のとおり、アンティーク家具ブランドimagine(furniture)を立ち上げました。imagine(furniture)では、ミッドセンチュリー時代のアメリカの家具などを中心に取り扱います。
立ち上げのきっかけは2021年の夏にまで遡ります。去年の夏について覚えていることといえば、熱中症になった時に催した吐き気と箱根の景色以外に、カルチャークラブで開いた友人bebeeriの個展があります。
イラストを施したたくさんの数のラグを展示販売し、そのほとんどがお客さんによって購入されました。実はカルチャークラブで作品が完売したのは初めてで、これはbebeeriの作品が唯一無二の類であるがゆえ、という大前提はありつつ、もしかするとそれ以外の力が働いているのではと考えました。
僕が考えたシンプルな仮説は、カンバスよりラグの方が所有する(家に飾る)イメージが湧くから購入障壁が下がったのでは、というものです。
額装された作品を買うことは、我々にとって未だにハードルの高い行為だと思います。それがラグになった途端、そのハードルをみんなが軽々と飛び越えたのです。
(再三ですが、bebeeriのイラストだったから売れた、という理由に勝るほどの仮説ではなく、それがほぼ全てであるという前提の話です)
じゃあもし、さまざまな作家とコラボする家具ブランドがあったとしたら、それはアート購入の間口をグッと広げることに一役買えることができるのでは!?と、その頃からぼんやりと考えていました。
そして年を跨ぎ今年の3月、ブランド立ち上げのために不足していたピースが揃い、腑に落ちていなかった思考がクリアになり、満を辞してブランドをリリースすることになりました。
imagine(furniture)
そして「想像」を意味する英単語、imagineをブランドの屋号に決めました。実は元々は違う名前で考えていましたが、ロゴを作成するギリギリになってimagine(furniture)に変更しました。
変更した大きな理由のひとつに、ウクライナの戦争があります。
もし、自分が戦禍に巻き込まれたら...と、連日の悲惨なニュースを見ては思います。そしてその度に、自分にできることは何か?と問います。
今の僕にできることは3つ。この戦争についてできる限り理解を深めること。適切な団体に寄付すること。そして、もし戦争が起こってしまっても失いたくないものを今のうちから大切にすること。
家族、仲間はもちろんのこと、夢やロマンを描く自由を失うことも怖いです。それらは全て自分の生きる意味だから。
ジョンレノンは1971年に、imagineという曲の中でこう歌いました。
讃美歌のように普遍的な歌詞は、今の自分たちが忘れてはならない姿勢をいつも思い出させてくれます。
これから始まる私たちの活動が、誰かの想像力の種であり続けられるように。imagineという曲からブランド名をいただくことにしました。
そしてこの素晴らしいロゴとブランドイメージは、作家の平さんに制作をお願いしました。
砂時計が横に倒れているのが、左から未来現在過去を表しています。
過去側では1972年に打ち上げられたパイオニア号に刻印された人間が手を振り、未来側では二重螺旋のフィラメントが光り輝いています。
蛇はインドの宇宙観をモチーフにしていて、全体として宇宙への憧憬やロマン、いつか届くであろう手紙のようなものをイメージして作っていただきました。
どうぞ、imagine(furniture)をよろしくお願いいたします。
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