今後のキャリアに悩む20代女子の「選択」

私はIT企業に勤める20代女性だ。

約1年後の転職に向けて、スキルを身に着けるべくこれから働きながらスクールに通う。
目指しているのは、WebとUI/UXデザイナーのいずれかだ。どちらも学んで、そこから選択していきたいと思っている。

今回のnoteでは、なぜ転職するのかについて整理しておきたいと思う。

転職の理由
①子育てを考えた時に、このままの働き方では時間と場所に関して融通が効かず、仕事との両立が難しいため
②Web、UI/UXデザイナーになりたいと思い始めたため

①子育てを考えた時に、このままの働き方では時間と場所に関して融通が効かず、仕事との両立が難しいため

時間と場所について掘り下げて書く前に、ここで大きく関与してくるキャリアに対しての私のスタンスを書いておくと、
私はおばあちゃんになるまで何らかの形で働き続けたいと思っている。
子育てとも両立していきたい。

働き続けたい理由は、生きるために必要なお金を自分で稼ぎ続けることは自信に繋がる、また家庭以外で評価してもらえる場所があることはおそらく私の心に安定をもたらしてくれる、と考えているためだ。

そのため、今後の働き方や生き方について考える時、必然的に「子育てとの両立」が中心のテーマになってくる。
結婚など全く意識していない大学生の頃から、常日頃考えていたテーマだ。

■時間について

今の会社は忙しい方だと思う。8時頃に家を出て、帰宅するのは平均して23時頃だ。

残業した分はしっかりお給料を貰えており、仕事自体も楽しいため、現状不満はない。たくさん働いて自分を鍛える場所としては最高だ。

しかしこの働き方、子育てしながらできるだろうか。
私は何年かこの会社で子育てをしていく術を探したが、難しいという結論にたどり着いた。

一人あたりにあてがわれる業務量が多く、それなりに時間を割かないと価値を出しづらいからだ。

社内で仕事と子育てを両立している女性もいることにはいる。

しかし、その人たちの働き方は9-17時で働き、22時頃まで子供のお迎えと食事の用意、寝かしつけ。自身のお風呂などを済ませて23-3時まで仕事という鬼のようなスケジュール。

これを毎日こなしているのだ。

とてもじゃないが、私にはこのような働き方は無理だ。

割り切って業務量を減らしてもらい絶対に残業はしない、という方法もあるが、その場合よほどのハイパー優秀人材でもない限り重要な仕事は任せてもらえないだろう。
チームの中での立ち位置もなかなか難しいものになってくる。

私はそれなりに仕事での評価も欲しいため、これはかなり精神的にこたえるはずだ。

以上のことから、時間をセーブするために「業務量過多が普通ではない環境」が必要だという結論に達した。

■場所について

子育てのためには、在宅ワークを柔軟に選択できる環境が必要だと感じた。

子育てに関しては色々な考えがあると思うが、私はなるべく子供のそばにいたいと思っている。

理由は簡単で、私の幼少期に母がそばにいてくれて嬉しかったからだ。また、私自身もなるべく子供のそばにいる時間を長くして、成長を肌で感じていたい。

今の会社も在宅ワークは可能だが、許されても週に一度程度で、やはりオフィスやお客さん先での業務が中心となってくる。

なるべく子供のそばにいられるように「自宅を業務の中心にできる環境」が必要だという結論に達した。

②Web、UI/UXデザイナーになりたいと思い始めたため

何がきっかけだったのかはっきりとは覚えていないが、2018年の終わり頃にはこの思いをぼんやりと持っていた。
ちょうど「ものづくり」への憧れを持ち始めた頃と一致している。

アイディアを形にできる人々への尊敬がやまず、その対象の一つにWeb、UI/UXデザイナーも入っていた。

例えばサービスアイディアを思いついた時、自分で設計して形に落とし込むこともできる。
また、誰かのアイディアを形にすることでサポートもできる。Web、UI/UXデザインはすごく素敵な仕事だと感じた。

2019年の下半期には、Web、UI/UXデザイナーとして活躍している人に、実際の働き方を伺うことができた。
(しかもたまたま私が今働いている会社出身だった。)

私が勤めている今の会社よりは育児との両立も現実的であること、週の半分以上を在宅ワークにできていることなどを聞けて、私の理想とする働き方も実現できるかもしれないと感じた。

ここでぼんやりとした憧れから、はっきりとした意志に変わった。

最後に実際に行動に移せたのは、会社で変な人に会えたからだ。
会社には色々な人がいて、尊敬できる人もいればたまに変な人もいる。
私が会った変な人は「口だけ達者マン」だった。

批評家気取りで正論を述べるのは得意だが、いざ自分が生み出さなければならない局地に立たされると結局何も生み出せないのである。

(↓読んでこれだ!と思ったツイートです。引用させていただきます。)

このような人と会い、より一層「私は批評家ではなく、作れる人でありたい」という思いが強くなった。

2019年の冬に私はいよいよWebとUI/UXデザインを学ぶ決心を固めて、スクールの入学手続きを終えた。

これから仕事とスクールの両立でかなり忙しくなり、時にはもう嫌だと辞めたくなることもあるだろう。
このnoteはその時の自分に宛てた決意表明の覚書でもある。

かなり長い期間に渡り熟考して出した自分なりの結論だ。
自分の「選択」を正解にできるように、頑張っていきたいと思う。

正直いまかなりわくわくしている。

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