レズ風俗に救われた先生の話③~8年ぶりの発作~

6月の休校解除から、体力よりも精神的に限界を越えていた私は、終業式の前日で、三者懇談が後1人で終わりという時に、8年ぶりのパニック発作が出てしまいました。

私の場合は、突然耳鳴りがし、水のなかにいるような感覚になり、体が一気に冷たくなり、言葉をうまく発することができなくなってしまいます。心の中で『やばい!死んでしまうかも!』って思ってしまうと余計に発作が強くなります。

慌てて職員室に戻り、学年主任に『突然体調が悪くなった。後1人懇談が残っているのでお願いします。』という旨のことを伝え、保健室に行きました。

ベッドに横になり、養護教諭に体温、血圧、血中酸素などを計測してもらいました。その頃には忘れてたけど、これはパニック発作だなと気付いてきて、落ちついてきていました。

私は養護教諭に『先生が大丈夫だよと言ってくれたら、多分落ち着きます』と伝えました。

ベッドで横になっていると、不甲斐ない自分、後少しで終わりだったのに仕事をやり遂げられなかった自分、そして何より毎日欠かさず薬を飲んで、治療してきていたパニック発作が出てしまったことへのショックでずっと泣いていました。

心のバランスを必死で取りながらここまでやれてたのですが、誤魔化しながら日々を過ごすことにいよいよ無理がきたのだと思いました。

このままでは、夏休み明けからの多忙な日々を生き延びることが難しい。こんな自分を何とかしなければと考え始めるようになりました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?