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幸せを感じる瞬間を定義すると?
おはようございます。
一昨日、晴れて退院することができました。
でも、来週の月曜日から学年末考査が始まるので、休んでられないということで、明日から松葉杖で出勤します(めっちゃ怖い)。
さて、今回は、松葉杖生活のことも踏まえて、「幸せ」についてお話ししていきます。
松葉杖生活をしていて思うこと
今、私は前述のように、松葉杖で生活をしています。
一般的に、「松葉杖で生活している」ということを見聞きした場合、恐らく多くの人が抱く感情は、
「不便そう」「かわいそう」「大変そう」
といった、ネガティブな感情なのではないかなと思います。多分、私も逆の立場であれば、そんなことを思っていると思います。
そりゃそうですよね。どう考えても、松葉杖をしている人が、その状況を楽しんでいるかどうかと聞かれれば、「イエス」とは答えられないと思います。「楽しそう」「幸せそう」とは感じないはず。
ところが、今の私自身の中には、ポジティブな感情が大半を占めています。
「幸せ」を感じる瞬間
これまで私は、手を骨折することはあっても、足首を捻挫することはあっても、「自分の足で歩けない」ということを経験したことがありませんでした。
じっとしていられないので、ちょっと時間があればふらっと買い物に行ったり映画を見に行ったり、
運動も好きなので、休日には草野球をしたり、ジョギングをしたり、
足を動かすことが当たり前の日常でした。
しかし現在は、その当たり前のことが、できない状況にあります。
もちろん、もどかしいですし、苦しいです。
でも、同時に、「自分の意思で自由に足を動かせることが、当たり前ではなかった」ということに、気付かされました。
当たり前に足を動かすことができていたことに、「幸せ」を感じています。
当たり前に足を動かして、外に出かけたり、好きなスポーツをしたり、立ったり、座ったり、階段を上ったり、下ったり。
こんなことができていた自分は、幸せ者だったんだなあ、ありがたいなあ、と、感じています。
また、しばらくして足が完全に治って、その当たり前だったことができるようになったとき、
私は間違いなく、それまでの私より、「足を動かせること」に幸せを感じながら、感謝をしながら過ごすことができるんだろうなあ、と思っています。
そこで、私の持論を展開するのですが(笑)、
私は、(もっとも多く)人が幸せを感じる瞬間を定義づけするのであれば、
当たり前だと思っていたことが、当たり前ではなかったこと
これに気づけた瞬間だと言えるのではないかと、ずっと思っています(大学生の頃からずっと言っているので、正直耳タコだよと思っている友人もいるかもしれません…)。
朝起きて、陽の光を浴びて、朝ご飯を食べ、コーヒーなど好きな飲み物を飲んで家を出て、青空の下を自転車や徒歩で進んでいきながら、駅に着き、電車に揺られ、職場に着き、仕事をこなし、同僚と雑談し、昼食を食べ、すっかり暗くなった頃に職場を出て、今日は月がよく見えるなあなんて思いながら帰宅し、家族と会話をし、夕食を食べ、読書をしたりテレビを見たりし、好きな音楽を聴きながら就寝する
このようなことはすべて、当たり前になっていることです。
しかし、朝を迎えられることも、陽の光を浴びられることも、食事をとれることも、すべて実は当たり前なんかじゃない。
そう気づけたとき、自分がいま当たり前のようにできているという事実が「幸せ」だと感じませんか?
少なくとも私は感じます。
この定義づけを自分の中でするようになってから、私は毎日、あらゆる瞬間に感謝をし、幸せを感じて生きています。
恐らくその頃からだと思います。
私がポジティブだとかメンタルが強いだとか言われるようになったのは。
人生を楽しめるようになったのは。
この定義づけには、私の主観が大いに入っています。
誰にでも当てはまることだとはもちろん思っていません。
でも、この気づきを通して、私は強くなれたし、楽しく毎日を過ごせるようになったし、明るくなりました。
だから、私の中では間違いなく大正解だったんだと思っています。
おわりに
今回は、私の主観を通して考えた、
「幸せ」を感じる瞬間についてお話ししました。
誤解のないようにもう一度だけ申し上げますが、
あくまでも、私の意見です。
すべての人に当てはまると思っていません。
でも、こういう考えもできるよ、ということです。
どうですか?皆さんにとって、「幸せ」を感じる瞬間って、どんなときですか?
ぜひ、考えてみてください。
そして、もし思いついたら、教えてください。
私も自分の定義づけのアップデートをしたいと思います。
では、今回はこれにて失礼します。