2024.5.19 FC町田ゼルビア vs 東京ヴェルディ 簡易レビュー
おはこんばんにちは。
前回は17節の新潟戦を振り返りましたが、今回は時を戻して15節の東京クラシック、東京ヴェルディとの試合を箇条書き程度に振り返ります。
お付き合いいただける方は、よろしくお願いします。
スタメン
前半
山田が内側、宮原が外側のレーン使っている…?
3:20 染野をCBの脇から外に走らせるようなボール
これ以外にも、染野を起点とした組み立てが多いヴェルディ
基本的には2CB+綱島+マテウスで組み立てて、ゼルビアの4-4-2ブロックに対して前進を試みる
とはいえ、ロングボールで染野まで飛ばしてしまうこともしばしば
SBに入った時は、ゼルビアのプレスに対しての工夫が感じられず、バックパス率高い
森田が活きない展開
地上から運べた場合は、染野-木村で縦関係になる
ゼルビアはセフン中心に敵陣に押し込む
セフンに対しては、綱島が見ることが多い
綱島の見る範囲を超えた時は千田が対応
ゼルビアは2CBに柴戸が関与していくが、柴戸に対して染野がマンマーク気味
ヴェルディが片方のサイドに寄るから、逆サイドのSB(主に鈴木)が空いている状況
しかし、個人のトラップ技術の低さにより逆にピンチになる場面が多い
とはいえ、前半の2点は彼のいる右サイドからだから、収支はプラス
どっちもエリア内に人数はいただけに、ヴェルディ的には厳しい
後半
ヴェルディは選手交代。綱島が右SB、宮原が左SB、齋藤がボランチのパートナー
齋藤が動き回って、空けたスペースを使っていくヴェルディ
綱島が比較的高い位置を取って、空いたスペースを森田と齋藤がそれぞれ使っていく
しかし、2CB+宮原のお互いの距離感が近く、ゼルビアのプレスの基準点をずらせない
ゼルビアがボールを持った時には、SBへのプレッシャーが無い状態が続く
保持の振る舞いが苦手なSBに対しては有効的
その代わり仙頭、柴戸に対する圧が強い
前半に引き続き、染野が降りてきた時の対応が曖昧
付いていってCBが潰せないと危険なシーン多い
これ、単純に相手の質でやられていないだけで、最近よく見る失点の形だな
結果、VARフォローのPK、CKから柴戸のゴラッソ、エリキの嗅覚で追加点取ったけど、山田が残っていればとか、たられば次第では全然拮抗した試合になっただろう
試合結果
得点者:11' オウンゴール
29' 藤尾翔太
60' 藤尾翔太
80' 柴戸海
93' エリキ
雑感
もうかなり時間が経っているのであれですが、戦前から「東京クラッシック」の名を冠して盛り上がっていたのが良かったなと思います。バイロンの移籍とかもあってダービーの雰囲気も出てきたので私は好きです。
試合も結果的には大差になったけれど、紙一重な感じもするし、局面局面でこちらに流れが来るようなプレーができていたのが良かった。それができないで負けている試合もそれなりにあるので。
味スタでの東京クラッシックもすぐ来るので、また良い試合しましょう。