【スクスト】シナリオライター交代が無かったらどうなっていたか?
はじめに
多くの隊長さんはエピソード2に以下のことを期待していたと思う。
・キャラメルスピカの登場
・黒幕の判明(モルガナ?イリス?時空管理局?)
・プディング、ベガ、シリウスのメイン回
・その他伏線回収(ハヅキの妹、二穂の病気など)
しかし、エピソード2ではシナリオライターが交代し、上記の点は全てスルーされてしまった。
エピソード3では石山氏が復帰。
終盤、このえちゃんの怒涛の説明により宇宙の真相が明らかに。エピソード1からif・神装までまとめ上げたのは流石だが、やや強引な印象を受けなくもない。
さらに、スピカは「ティエラが間違えて招集した無関係の子たち」の一言で片付けられてしまった。
辻褄合わせに苦心したのだろうか?
もしエピソード2で作者交代せず、石山氏が続投していたらすんなりと解決していたのでは……?
当記事ではそんなifのスクストを想像してみる。
どこまでが石山氏の考えた設定か
一般的に、いつサービス終了するか分からないソシャゲのストーリーは、結末をハッキリ決めないままスタートしていると思われる。
各種イベントや、IF・神装、ミラ・アマンドの参戦などは石山氏が考えたとは限らない。
以下に、「石山氏が運営に最も振り回された展開」を想像して書いてみる。
想像1
コスイベ等は別のライターが書いた。そのため、敵だったはずの降神三姉妹が何事もなかったかのように加入するなど(特に、ハヅキと遺恨のある陽奈)、本編と矛盾が生じた。
→エピソードVまで引っ張る問題になってしまった。
想像2
運営の方針で、当初の構想になかったショコラーデ・ミラが追加された。
さらに、若手の育成のため(これは公式で明言あり)、エピソード2でのライター交代が決定した。
想像3
石山氏の監修が行き届かず、エピソード1の生徒会関連の伏線がエピソード2でスルーされてしまった。
・「次の生徒会長は末葉あおい」の発言から想像するに、選挙にイリスの息がかかっており、あおいが当選するように仕組まれているはずだが、そのような描写はなかった。
・七不思議の「生徒会長の極秘任務」に対する答えはなかった。ロッティが宝珠のことを「初代の置き土産」と言ったが、それ以上の情報なし。
→初代生徒会(おそらくスピカ)の伏線回収するタイミングを失った。
想像4
エピソード2が不評だったため、エピソード3で石山氏の復帰が決定。
運営の方針で作られたURifや神装編もエピソード3に組み込んでいい感じに完結させるように言われた。
(……ここからあれだけのストーリーを考えたのなら逆に凄い)
実際はここまで酷くないかもしれないが、ある程度当たっているのでは……?
石山氏が何の制約もなく自由に執筆していたとしたらどうなっていただろう。
大人の事情が無かったもしものスクスト
想定される内容
・ミラは登場しない
・降神三姉妹とオディールは仲間にならない
・スピカは敵、アマンドは第三者?として登場
・プディング編、ベガ編、シリウス編で完結
・時空管理局やイリスの真実が暴かれる
・カレントチャンネルのオブリ襲撃を回避してEND
伏線一覧
「エピソード1中で解決」「エピソード1中で匂わせあり」が正史で、
「エピソード3・黒鳥物語で解決」は後付けの可能性があるため参考程度となる。(幸子の父親はエピソード1時点で匂わせあり)
「スクスト2以降で解決」は公式とはいえ実質二次創作といえる。
生徒会
生徒会はイリスの息がかかっている描写がある。「生徒会長の極秘任務」はスピカのことを言っているように思えるが、スピカは本来エテルノ勢力なのでイリスとは立場が逆。
では、イリスは生徒会に何をさせようとしていたのか?おおかた、宝珠で全生徒を操って何かの実験をするか、あるいは時空管理局への対抗勢力とするかだろう。
そこへ時空管理局が潜入してきてストライカーを引き抜かれ、邪魔をされた挙句に刈目の正体まで暴かれたので、転生して撤収したと思われる。
ところで、ミラのメンバーのうち、次期生徒会長・末葉あおいだけはエピソード1時点で名前が登場する。
あおいは当初の構想にあったのかは不明。ミラ参戦決定後に急遽本編に組み込んだ可能性もある。
そもそもなぜ、あおいが生徒会長に推されたのか?
伊緒のように木星の衛星の名前ではないから、関係者でもなさそう。
単に操りやすくて求心力もあるから、だけかもしれない。あるいは、あおいにだけ特殊な素質があるとか……
エピソード1終了時点ではモルガナもイリスもいなくなったので、そもそもあおいが会長になる理由もなくなった?
黒幕候補
①モルガナ
モルガナはあくまで真理の探究者であり、全てを知っているわけではない。どちらかといえば黒幕の正体を暴く側に思える。
なお、公式ではエピソード1とエピソード2のモルガナがそれぞれ折江と千嵐のどちらかということになっているが、不自然だ。エピソード1には全部で3体のモルガナが登場する。
道連れ転生した先がトルテ世界で、真のモルガナとして降臨したとも考えられるが、そうだとしたらすぐにチャンネル移動して戻ってこれるはず。
また、茜モルガナのように、転生したら人間に戻ると思われる。
何が言いたいかというと、有力なモルガナはエピソード1時点で全員倒されているので、黒幕たりえない。
②イリス社長
入洲はモルガナに乗っ取られていたと描写されている。モルガナが「適性者の創出計画」のために入洲を利用してお守りを発売させたり、入洲の重役・刈目をオブリで操って各種施設へ出資したりしていたからだ。なので、黒幕ではない?
ただ、入洲関連の意味深なネーミングが気になる。
刈目(カルメ)と伊緒(イオ)は共に木星の衛星で、また黒鳥物語で「ゆぴてる園」が出てくることから、石山氏はイリス系列に木星関連の名前を付けているのは明らか。
つまりイリスのボスは木星の意識? だとすると、モルガナごときに操られているとは思いがたい。逆に操っているのかもしれない。
③時空管理局長
桃川局長はエピソード3での後付け設定だと思われる。
イリスが木星なら、時空管理局は土星かもしれない。先程の表の通り土星はギリシャ神話の農耕神クロノスに相当するが、時の神クロノスと名前が同じため同一視されたという。
ギリシャ神話に倣い、クロノス(時空管理局)とゼウス(イリス)の権力争いというのもあり得たかもしれない。
ちなみにアマンドのN〜Rメモカ名が星の名前。
ウラノス=天王星
クロノス=土星
プルート=冥王星
アレス=火星
ヘルメス=水星
ヘリオス=太陽
④無意識の集合体
黒幕ではない気がするが、全てを識っていると思われる。
もるがなと同じ姿をしている。
なので、無意識の集合体が偵察のためにやってきた姿が「もるがな」と考えるのが自然な気がする。本来そういう設定だったのでは?
「ある人物を救いに来た」という発言も、椿芽のことだと考えればしっくりくる。
エピソード3では、盛沢かな子という人物がうまいこと無意識と融合したためあの姿になったと説明されているが、「なぜ」それができたのかは語られておらず、かな子である必然性が不明。
物語の終着点
黒幕の思惑が不明だが、いずれにせよ「カレントチャンネルの滅亡を防ぐ」ことが物語の終着点になると思われる。
この大規模オブリ襲撃が誰の仕業なのかは、エピソード1時点ではハッキリ説明されていない。
モルガナの仕業でないとすれば、イリスがストライカー達を始末するためかもしれないし、
時空管理局が歪みの元凶たるイリスをチャンネルごと抹消するためかもしれない。
個人的妄想だが、実は時空管理局がオブリ襲撃を仕組んだと判明して一悶着ある展開が面白そう。
もしものスクスト(仮)
うーん……最後適当にボカしたけどこんな感じ?素人の妄想の域を出ない。
石山氏ならもっと斜め上を行ってそうだが。
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