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クリスマスの日に思うこと(絶賛、引っ越し中!)

今日は、12月25日、クリスマスです。今は、まだ、引っ越し途中なんですが、クリスマスの日に思うこと、ちょっと書いてみようかと、思います。

前回の記事で、1年ちょっと前に、引っ越しを思い立って、1月ぐらいまでのことを書いていましたが、今回は、今、書いている今日、思っていることをあれこれ書くので、時系列が、前後しますが、「うわぁ、今思うこと、すっごい書きたい―。」と思ったんで、ご了承を。今年一年の引っ越しの話は、また、明日から、続けて、書きますので、そちらも、よろしく~。

前回の記事にも書きましたが、12月から1月にかけては、いつもの年は、実家に帰省しています。だいたいは、飛行機代が安いという理由から、12月25日に飛行機で移動することが多いのです。なので、例年の25日の今頃は、機内食を食べて、グーグー寝ているか、面白そうな映画があれば、座先の前の画面にくぎ付けになっているか、どちらか。早朝に旅立って、実家に着くのは、飛行機の便にもよりますが、夜の9時か10時ごろ。もうそんな時間から夕食を食べる元気もなく、いつも、空港のファミマで、おにぎり2つ(大好きな鮭、いくらが定番です。私は、ちなみに、のりは、しっとりより、パリパリ派!)と、からあげくん(普通のを買いますが、うかうかしていると、辛いのを買ってしまいます。それでも、おいしいけど。)と、あったかいお茶を買って、電車の中で、むしゃむしゃ食べるのが、例年の通過儀礼のようなものです。コンビニのおにぎりも、からあげも大好きで、ひそかに、一年に一度の楽しみなのです。昨今は、私の住んでいる都市でも、おにぎりや、日本風のからあげは買えるんですが、やっぱり、「コンビニの」というのが、みそなのです。「なんか、魔法の粉でもかかってんのとちゃうか?」と思うほどに、なぜか、コンビニで、買うものは、みな、おいしい。

話はそれましたが…。

今年は、コロナ禍の環境下で、実家に帰ることも、かなわず。(2週間、東京で隔離、実家、こっちに帰ってきて2週間隔離って、いったい、どんだけ、時間とお金かかんのん?しかも、やっぱり、田舎の実家には、こんな世界的なコロナ禍では、近所の手前、帰りにくい。やっぱり、帰る途中のどこかで感染して、家族に移したらいかんしとも、思う。)ということで、オーストラリアに住んでから、ほぼ毎年帰省していたのに、初めて、帰らず。ある意味、淋しいものの、引っ越しをするには、いい機会。仕事の長期休暇を取ったとしても、やっぱり、日本に2,3週間プラス、前の家を引き払って、移動して、新しい家を見つけて、引っ越し先を掃除して、家具を入れて…となると、結構な労力と時間です。

またまた、話がそれました。

それで、まあ、今年は、ぽっかりと、12月25日のクリスマスが、「のんびりで予定ないやん。」という状態に。かねてから、オージーの友人には、「私、日本人やし、そんなにクリスマス、こだわれへんのよ。オーストラリア人は、クリスマスに家族が集まるけど、日本は、子供のいる家族とか、カップルとかが、主に祝うのよ。だから、特別な感情はないわー。むしろ、お正月のほうが、オーストラリアのクリスマスみたいに、家族で、元日におせち食べるから、そっちかなーーー。」と言っているのですが…。それでも、今まで、クリスマスに、オーストラリアにいる時は、知人、友だちが、おうちのクリスマスに呼んでくれて、しっかりと、お祝いをしていることが多かったように思います。

12月初旬に突然引っ越しが決まり、あわただしく家を引き払って、最近、赴任地へ移動。家もまだ見つかっておらず、ホテル暮らし。仕事もまだ赴任前なので、同僚と顔合わせもしていない。オーストラリアの田舎なので、知り合いもいてない。しかも、私がつい最近までいた大都市の一部でクラスターが発生。一応、保健局の現行の決まりに従って、PCR検査をし、結果が無事、陰性で、自宅隔離はもうしなくてはいいものの…。 州の違う車のナンバープレートでこのコロナ禍のご時世、うろうろも、はばかられる。とりあえずは、決まりでは必要ないようだけれども、14日間、勝手に自分で、自宅待機するかぁと思っているところ…。といっても、結局、ホテルの部屋で、ゴロゴロしているだけなのだけれど。

でも、今回、クリスマス前、クリスマス当日、すごく、友人ってありがたいなと思いました。毎年なら、飛行機移動で携帯も使えないし、その前も、お土産買ったり、自宅の年末の掃除をしたりと、あわただしい。友人たちも、いつものことだからと、クリスマスのあたりに、連絡なんて、全くしてこない。でも、今年は、新しい土地に最近引っ越したのを知っているもんだから、実に、たくさんの友人が、「大丈夫かぁ?」「どうしてんの?」と連絡をくれました。前に住んでいたところの友達も、日本の友達も、他の国の友達まで…。 なので、実は、この地に引っ越してきて以来、友人と話したり、メールやメッセージで連絡を取り合わない日はないほどで、全然淋しくないのです。誰一人知らない町にいながら、「わあ、独りぼっち。」とは思わないのです。しかも、町の人も、とってもフレンドリーです。景色だって、すごくきれいで、山が遠くに青く見えて、目の前には、広い牧草地が広がっていて、牧草地と田んぼという違いはあれど、ほぼ田舎の実家によく似た感じで、なぜだか、なじみ深い。

人にも、自然にも、優しくしてもらって、とても、感謝を感じています。

それに、蛇足かもしれませんが、テクノロジーの進歩にも、感謝です。今、いるモーテルは、WiFiの環境がとってもいいから、YouTubeも、ネットも、スムーズ。目下、年末に活動休止する、嵐の特番に関するYouTubeばっかり、見ています。旬ですから!(ちなみに、私は、大野君派) 

私が、オーストラリアに来た当時は、メールもちらほら普及し始めたころで、今のようなネットも’Hiper Link’という仕組みがあると習うぐらいで、全く形にすらなっていなくて。それでも、日本語に対する渇望症がひどくて、図書館にあった古い古い日本語のあんまりおもしろいない本を借りて、何度も読むぐらいで。国際電話も高くて、日本の友人に電話をすると、とんでもない値段になるので、おいそれとかけることができませんでした。それが、今では、他の州であろうが、日本であろうが、どの国であろうか、メッセージも電話も無料。写真も動画も送れるし、お互い、顔を見て、おしゃべり出来る。それも、ただやでぇ~。笑 YouTubeも、デジタルBookも、見放題、読み放題。一人で、新しい土地にいて、今まで大都市で、友人がたくさんいるところで住んでいるのと違和感なく、のほほんと暮らせるのは、テクノロジーの進歩のおかげと、いまさらながら、感謝。これ、ホテルで、WiFi使えないと、結構淋しいことになっていたと思います。嵐、見れないし。テクノロジーの開発した人たち、ありがとぅ。

最後に、医療従事者の方も、大尊敬、大感謝。クリスマス返上で、働いてくれている人たちがたくさん。お医者さん、看護婦さんは、もちろん、検査の結果を確認してくれるPathologyの人たちや、相談窓口の人たち。クリスマスは、オーストラリアの人たちにとって、家族が集まる、すごく特別な日なのに。働いてくれて、感謝です。私の検査も、たった1日で結果をくれました。結果もらってなかったら、やっぱり、ドキドキハラハラのクリスマスだった。もちろん、陽性になった人たちも、その人たちのせいじゃない。でも、知り合いが一人もいない土地で、検査結果待つのって、ちょっと心細かったから。(きっと、世界の色々なところに、そういうどきどき経験してる日本人、いっぱいいると思う)

今年は、いつもと違うクリスマスになりましたが、通常の年では、全然気がつけなかった、周りの愛情、気遣い、優しさに触れて、改めて、このクリスマスの一日があって、良かったなあと思います。今まで、「クリスマスなんて、あんまり気にしないよー、私は。」って言っていましたが、前言撤回。これからは、クリスマスは、美しい気持ちに触れるいい機会だと大切にしようと思います。クリスマススピリット、万歳です! 来年のクリスマスは、そして、日々の生活でも、私も、他の人や自然に、優しさを返していけたらいいなあと思います。

これから、まだ、引っ越し先の家を決めたり、前の家から運んだ荷物を一時預かりの倉庫から持ってきてもらったり、仕事が始まる前に、仕事の段取りをしたりと、やることは、目白押しです。でも、なんか、今日は、のんびり、ほっこりして、明日から、何が起きるか、どんな人と出会えるかと、ワクワクしながら、張り切っていこうと思います。

といっても、明日、26日は、土曜日、あさって、27日は、日曜日。だから、28日も、振替で、Boxing Dayになって、祝日。なので、29日から、引っ越し実働、がんばりたいと思います!

明日からは、記事は、前回の1年前の引っ越しがはじまったころからのお話に、戻ります。だらだらと、思ったことを書き綴った今日の記事、読んでいただいて、ありがとうございました。あなたにも、クリスマスに、素敵な出来事がありますように。

追伸:写真は、今、泊まっているホテルからの景色。部屋の前に車を止める、部屋のドアを開けたら、外ーっていう典型的な地方の安めのホテル。町からちょっと離れているので、見晴らし、いいです。住めば都、快適です。



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