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ありがとう

ぶんぶん、肩を振り回して、がんばるべーっと、新しい仕事をし始めて、早4か月。引っ越しと新しい仕事の同時進行で、無我夢中で、全速力で走ってきた感じ。慣れない環境に、締め切りのある仕事、人と接する仕事だけに、気疲れして、家に帰ったら、晩御飯を食べたら、バタンキュー。ソファにごろりとなったとたんに、寝ちゃうぐらいの、すざましい毎日だったんですが…。

今も忙しいものの、ちょっとだけ、ほんのちょっとだけ、心に余裕が…。エネルギーも、ピコンピコン鳴る赤ランプ状態から、少しだけ、ほんの少しだけ、エネルギー残高がかろうじてある。携帯電話でいえば、前は、完全にバッテリー切れで画面が真っ暗だったのが、今は、なんとか10%程度を残して、赤い電池マークで帰宅している感じ。

それで、改めて、感じることは、「ありがとう」。月並みかもしれないけれど、本当に感謝。新しい職場の同僚は、押しなべて、親切で、優しい。慣れない仕事の、わからないところを、みんな、親切に教えてくれる。みんなも、結構忙しいのに。

そして、上司が、すこぶるかっこいい。彼女は、正義のヒーローだ。いろいろな仕事内容を教えてくれ、何かあったら相談にのってくれ、必要とあらば、的確な指示をしてくれる。私に至らないところがたくさんあるのがきっと見えているだろうに、そのことには、何も触れないで、全力で、サポートしてくれる。仕事の成果がでたら、一緒に、喜んでくれる。そして、強い!トラブルがあるときには、やおもてに立って、ガードしてくれる。

そうやって、自由に、安全に、のびのび仕事ができるのは、本当に、恵まれている。

がんばろっと思う。創意工夫しよっと思う。

今までの職場のことを考えたら…。やっぱり、至らない若造だった私に、ああだこうだとネガティブなことを言わずに、しんぼう強く教えてくれていた上司や同僚に恵まれていたことが多い。もっと前にさかのぼれば、私の母も、そういう人で、サポートと情報はくれるが、門限以外は、ああだこうだ、うるさく言われたことがない。

「私、ほめられて、伸びるタイプなんですぅ。」

最近、よく聞くセリフだけど…。案外と、的を得ている。もっと、詳しく言うならば、できてもいないことをやみくもに褒めるのはうそになるから、その人の成長をとめてしまう。でも、できてないところに目をつむり、そこに言及しないで、その人が必要としているサポートや情報をさらっと渡す。こんなふうに、できるよねと、成功例を見せて、理解を促す。そうすると、「へこまずに」、元気に、楽しく、仕事の出来が、いい方向へ。完璧じゃないけど、前より一歩前へ。

できてないところを言わないっていう我慢は、結構大変な努力を要します。特に、人のあらがみえやすい人には。ついつい、「あなたの仕事は、こうだから、ここをこう改善しないと。」なんて、やってしまう。私は、どちらかと言えば、こういう、あらが見えちゃう癖がついている人。うわっ、自分でも恥ずかしくなります。

私も、上司のように、ヒーローになりたい! さらっと、スマートに、サポート上手になりたい! うーん、結論にかっ飛ぶと、「愛」だな。「無条件に受け入れる愛」だな。受け入れて、そこから、育てる、「能動的な愛」。

ちょっと抽象的になってきてしまったけれど…。

とりあえず、目の前に、「ああなりたい」と思えるモデルがいることは、大変ありがたいこと。ご本人がしてくれることにも感謝だけれど、めぐり合わせ、縁にも、感謝です。

神様、ありがとっ!

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