悪の組織 名護パイナップルパーク
僕は、名桜大学という沖縄の北部にある大学に通っていた。山の上にある大学で、近くには名護パイナップルパークというテーマパークがある。借りていたアパートもそこに近かったため、そこで流れている「パッパパッパパッパパッパパーイナップールー♪」という音楽を吐くくらい聞かされてきた。
沖縄の同世代ならわかると思うが、この音楽を聴くと、パインを頭にのせた少女が右へ左へ揺れる映像が脳内で勝手にループされる。
これは僕が小学校5年の2009年頃にテレビCMで流れていた影響である。一回聞くと頭から離れなくなる名護パイナップルパークメロディは、ユニバ終わりの大阪LOVERを上回る。
僕は数年前から疑惑をもっている。ひょっとしたら名護パイナップルパークは悪の組織と繋がっており、長年かけて人間を支配しようとしてるのではないかと。
いずれ人間はこの音楽によって脳を支配されてしまうのだ。 AKB48、KARA、少女時代が一世を風靡していた裏では、名護パイナップルパークが水面下で作戦を遂行していたのである。
確かに今あの頃を思い返すと、友達の3歳くらいの弟はずっとパイナップルの歌を歌っていた。まだ自我の弱い子どもは名護パイナップルパークに染まりやすいのだろう。
このままではパイナップルの少女が脳内で人間を操り、人間はみんな名護パイナップルパークの餌食になってしまう。名前のわからないあの黄色いキャラクターと無理やり写真を撮らされ、無理やりパイナップルを食べさせられては「あまーい、あまーい」と舌鼓を打たされてしまう。
しまいにはパイナップルを頭に乗せて右へ左へ揺れているかもしれない。
玉城デニーは今すぐに対策を打つべきである。
早めに釘を打たないと、家族も友達もパッション屋良も全員が頭にパインを乗せ、右へ左へ揺れてしまう。
沖縄がどんなに名護パイナップルパークに支配されていようと、僕はGACKTの頭にパインが乗っている姿だけは見たく無い。沖縄に帰省したGACKTが「パッパパッパパッパパッパパーイナップールー♪」と右へ左へ揺れる時が来るのならば、それは沖縄が名護パイナップルパークに敗北したのと一緒だ。我々は名護パイナップルパークに向かって白旗を上げなければならない。
名護パイナップルパーク対策という公約を掲げた県知事選がくるのもそう遠くはないだろう。
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