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ラブレター5通目が送られてきて

彼は自分を「笑顔職人」と言っているだけあって
「笑顔」にこだわりありw

でもね
わたしは、自分が笑顔の多い人なのかわからない。

ただ、表情がくるくる変わったり、
興味を持つことに邁進する自分は知っている。

何故かというと
人はわたしの表情を見ると、同じようにくるくる表情が変わったり、
わたしを、まるで子どもを見るような眼差しで見るから。

「りんごろ(わたしのニックネーム)って見てるだけで面白い!」と
言われたことも何度もある。

そう、子どもなのよ。ほんっとに。
興味を持つと止められないし。

彼に「やる前に躊躇する(考えて止める)ことはないの?」と
聞かれたことがある。

『考える間』があるなら、
それは『夢中』ではない。

そうとしか言えなかった。

ワクワクが溢れるから『冒険』であって
「ワクワクが止まる」という言葉はないのよ、わたしには。

チャレンジなら考える間を持てるし、止まることもできる。
それは挑戦だから。
行くことも 引くこともできる。

それはわたしにとって
さほど興味がわくことじゃなくて。

冒険は
わたしにとって『海賊王に俺はなる!』であって
それ以外はない!んだよねぇ

なんのこっちゃ?と思うよね、この言い方。
(ONE PIECEファンなの。自分にだけ分かる言い回しでごめんなさい)

どういうことか?と言うと

本当に大切なことはシンプル。
ひとつだけだったりする。

そこに向かうために進むのであって
時に不本意であっても、向かう先は決まっているのだから妥協もやる。

止められたり、
考える間があったり、
仕方ないと思う『妥協』は本来の妥協ではなく、
それは
自分の真ん中にある『想い』をほぼ曲げて、他人の考えに従うこと。

その瞬間にわたしは
自分を誰かに乗っ取らせたような気持ちになって
自分自身を気持ち悪く感じる。

それは『夢中』でも
本当に本当に大切なことでもないのだと思う。

  

彼を「笑顔にこだわりありw」って茶化したけど
それほどまでにひとつのことに全うする姿っていいなって思う。

好きなことを好きなままいられること。

なりふり構わずいられること、
こんな幸せなことはない。

人の目、
どう見られるか、
嫌われることへの恐れ・・・
そんな気持ちになる時は
「海賊王に俺はなる!」的な、ルフィのような人を探したらいい。

自分がルフィにならなくても
周りの仲間になればいい。

次世代のファミリーのカタチだと思う。

ただ、
この『船長と仲間たち』のようなファミリーになるには
ひとつだけルールがある。

それは「情け」をかけないこと。

相手がどんな人、ものであれ、
そして、大切な人であればあるほど
自分の真ん中の愛もって対等であること。

「情け」は上下関係をつくる。

助けてあげたい、可哀想、なんとかしたい、とかは無用。
対等に、容赦なく全力で、潔く、相手を尊ぶ。

相手に伝わるか?とか、そんなことはどうでもいい。
相手の自由。

自分のど真ん中に愛をもてば
関わり方は少々ハチャメチャな独自丸出しでもいい。

絶対後悔はしないから。  

 

わたしはずっと
情けのある愛を受け入れてきた。

それは『愛情』ではあるのだけど
生きる場所を決められて囲われるような、
「こんなに思っているのに」という言葉で閉じ込められるような、
その人だけの世界。

ふたりなら
世界はひとつじゃない。

1+1=2以上 になるのは、
相手の世界も尊び受け入れる愛だけの関わり。

そんな世界で生きる!と決めたから
わたしは前の結婚から卒業した。

いわゆる世の中で言われているような子育てもね。

 

彼のラブレター5通目には
ーーーーー
僕の好物
から揚げ、カレー、マーボー焼きそば
でも一番は『笑顔』

それも
あなたのね
ーーーーーー
と書いてあった。

自分の好物と比べてるんだよ?
超、面白くない???

食べ物の仲間かよ!!!(笑)

というのは冗談で
どんなもの、人にも愛があるから出る言葉。

唐揚げに抜かれないように
美味しく磨かなきゃ♥

人に愛され続けている食物と並ぶなんて、ハードル高すぎ!


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