ラスクと私
今日は退院後、初の出社日。
まだ体力は戻ってはいないが、中途半端な長さの休みだったせいで仕事は溜まる。
いつまでも休んでいる訳にはいかない。
職場に配る[入院中ご迷惑おかけしました菓子折り]と共に満員電車に乗り込む私。
選んだ品はガトーフェスタハラダのラスク。
軽さと量で決めた品だが、満員電車での事を考慮していなかった。地味に嵩張る。
しんどい。
満員電車の人圧で割れてしまわないよう、ラスクを大切に抱きしめながら思う。
「今日の私はラスク以下
心が割れてしまわぬように
誰か私を抱きしめて…」
さて、と…。
ここからどう話を展開していけばいいのでしょうか?
少しロマンチックな感じに書いてみたけれど、私はおじさんに片足突っ込んだ成人男性なので、これ以上この路線で行くのは無理そうです。
そもそも思ってなかったし。
満員電車に菓子折り持ち込み禁止条例できんかなとか思ってたし。
おじさんに優しく抱きしめられても嫌だし。
空調効いてなくて暑いし。
そもそも誰だラスクなんて選んだの。
私か。
なぜ、こんな事を書いてしまったのか。
消すのすらめんどくさいので、このまま公開してやろうと思います。
既に朝の満員電車で心が割れてしまっているのかもしれません。
みなさんも満員電車に心を割られないよう、お気をつけてお過ごしください。
あ、ラスクは美味しかったです。
おわり