<Social Securityの更新>アメリカ市民権取得後手続き3
市民権取得からすでに8か月が過ぎようとしていた。
毎日毎日iPhoneのリマインダーがお知らせしてくるので早くいかなければと焦るのだけれど、なんだかんだ理由つけて延ばし延ばしにしていたSocial Securityのステータス変更手続き。
思い返すと、これまでSocial Security オフィスへ行ったのはアメリカに来た30年前に1度きり。。。その時は何の手続きなのかよくわからずに、大学のカウンセラーに連れて行ってもらった。その後の大学生活でSocial Security番号は学生番号として使用されたため、テストの答案用紙に必ず番号を書き込む必要があり、記憶力が弱い私もいまだにしっかりと暗記しているほどだ。
確かグリーンカードが下りた時、新しいSocial Securityカードが届いたと思うけれど、番号さえ覚えていればカードそのものは一度も使うことがないので、今も新品のようにきれいなまま。
なのでカード自体は再発行の必要はないのだけれど、市民権を取った後の手続きとして、U.S. Citizenへのステータス変更届を出さないといけない。
必要なのは、Certificate of NaturalizationとU.S.パスポート(あれば)、そしてSocial Securityの変更手続きフォーム。
【追記:重要】事前リサーチではCertificate of Naturalizaionを預けないといけないとあったけれど、パスポートがすでにあるからか預ける必要はなく、担当者が確認しただけでした。
近所のSocial Securityオフィスは治安が悪そうな場所にあるので、日本人も多く住んでいるTorranceという町に行く用事がある際に、そこのSocial Securityオフィスへ行くことにした。
オフィスにつくと、まずはKioskで手続きしたい内容を聞かれるので、「Citizienship取得後の情報変更」という項目を選択し、受付番号札をもって待つ。約30分後くらいに私の番号が呼ばれる。ちなみになぜか私の番号が受付番号が表示されているモニタに表示されなかったので、念のため2回くらい呼ばれるまで耳をダンボにしている必要があった。
ガラスで仕切られた受付で、Citizenになったのでステータス変更したいと伝えると、そこでも再び「インタビューで答えた内容に嘘偽りないこと誓いますか」みたいなことを聞かれ、延ばし延ばしにしていたステップだけれど、これで本当に最終的にアメリカ市民権をとったのだなと確信する。
新しいカードはいらないと伝えると、72時間以内にデータは更新されますと言われ、その証明書みたいなレシートをもらう。
その後、Social Securityのオンラインで確認してみるものの、Citizenshipやビザのステータスを確認する項目はないので、本当に更新されたかは謎。いずれにしろ将来のためにレシートだけは保管しておこうと思いました。
パスポート取得や選挙に参加したときは、アメリカ市民になったのだなと
実感できたものの、Social Securityのステータス変更は事務的なので地味。
正直市民権保持者とグリーンカードの人とベネフィットに差があるかはわからないけれど、市民権取得後にはするべき手続きなので、これで晴れて市民権プロセスは完了したのであります。
市民権申請手続きを始めたのが丁度1年前。
初めての選挙も経験して、アメリカ人の自覚がついた。
今後は日米を行き来し、それぞれのいいところを満喫する人生にしたい。
カリフォルニアに家を買って永住するのは夢の夢なので、将来は日本の地方に家を買って住むのもいいかもしれない。
Photo by Paul Weaver on Unsplash
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