アラフォーがある日突然KPOPに出会った話 前編
運命のいちご狩り
今まで一度もアイドルに興味をもったことはなかった。
JロックやUKロックしか20年聞いてこなかった、そんなアラフォーが突然KPOPに出会った話です。
興味があれば読んでください。
はじめてnote書くので乱文ご了承ください
あれは会社の若い子たちといちご狩りに行った2019年の年始のことだった。
若い子たちを多数乗せて我が家のファミリーカーで片道2時間の道中、自分のスマホにいれている音楽では間が持たないだろうとAppleMusicで「最新ヒットソング」とやらをランダムでかけることにした(oasisとフジファブとくるりと星野源しか入っていない我がスマホ)
「最近の若い子」という言葉がすぐ出てしまうほど、社内ではお局様世代だし松坂世代なのでその時の「最新ヒット曲」は「米津玄師のlemon」で止まっていた。
その最新ヒット曲を聞きながら20歳ほど離れた若い子を乗せてハンドルを握り、青い海岸線を走った。
ランダムで流されるヒット曲に若い子たちはノリノリで歌ったり楽しそうだった。
私はある1曲が妙に気になった。
洋楽のようだ。
女の子だろう。
何人かのグループだろうか。
洋楽の女の子グループなんて最近出たか?
オールセインツか?
そんなわけない。
2時間の道中、その曲が流れるたびに気になった。
少し懐かしいメロディ。でもEDMが新しい。
好きだなと直感で思った。
「この曲って誰の曲?」
と私が問うとひとりの若い子が
「アイズワンです」
と答えた。
「へえー」
とその時はいちご狩り会場に着いたということもあり話は続かなかった。
帰り道でもその曲しか入ってこない。
ちゃんと知りたい…オタク心に火がついた。
(でもその時点で何ていうアーティスト名だったか忘れるくらい老化は進んでいる…)
そしてその夜、運命のお誘いがあったのだ。
運命の初韓国バー
会社の若い子から「今夜、韓国バーに行きませんか?」と言われた。
私は辛いものは苦手だし韓国にも興味はない。
マッコリよりも焼酎がいい。
重い足取りでバーの扉を開けたその瞬間、目の前に赤い服を着た女の子が踊って歌っていた。そう昼間のあの曲のMVが大画面で流れていたのだ。
「気に入っていたの、この曲ですよね。IZ*ONEていうKPOPのグループですよ。」
会社の若い子が親切に教えてくれた(優しい)
お人形のように長い手足。陶器のような肌。揃ったダンス。
でも何人いるかわからない。
私が英語だと思っていたのは韓国語だったことにもびっくりだった。
こんなにも耳馴染みがいいものなんだろうか。
元来音楽好きなので(今までの音楽好きに関しては別で語りたい)ダンスやビジュアルよりも曲に注目してしまう。
もちろん何を歌っているかはわからない。
でも「この曲めちゃくちゃすき!」と何度も叫んだ(酔っ払い)
翌日から狂ったように「あいずわん」を検索した。
最近はTwitterで何でも検索できるのですぐに彼女たちを知ることができた。
2018年デビューの12人グループだということ。
日本人が3人いるということ。
オーディション番組出身だということ。
運よくそのオーディション番組を見ていたというフォロワーさんもいて色々詳しく教えてもらうことも出来た。
みんな優しいな。
そしてそれが私をKPOP沼、そしてプデュ沼へと引き摺り込む一歩だったのだ。
後半へ続く