ずっと目標にしてたTOEIC900点を取ったのに、そんな点数はなんの意味もなかった
2022年9月、TOEICを4年ぶりに受けた。
久しぶりのTOEIC。近くの大学の講義室で受けて、学生時代を思い出した。
TOEICを受けてからというものの、結果が出るまで、完全に燃え尽き症候群に陥って、しばらく英語の勉強をする気が全然起きなかった。
正直この2、3年、自分の仕事で使うからといって英語を勉強してきた。そして、TOEIC900点取得がずっと1つの目標だった。
だから、受け終わって、やり切ったような、そんな気がしてしまっていた。全然英語はできないのに。。
もう1つ燃え尽きた理由があるとすれば、それは力を入れて勉強してきた、リスニングが解けなかったからだろう。
会議で英語を使うことがあるため、リスニングとスピーキングの勉強に力を入れた数年間だった。
ただ実際に受けてみると、リスニングが全くできなかった。すらすら解けるはずの大問1からよく聞きとれず、軽く絶望しながらリスニングを終えた。体感で言うと50%くらいしか聞き取れなかった。
対照的に、ほとんど勉強してこなかったリーディングは、15分ほど余るくらい、過去1レベルでできた。
このせいで、自分のやってきたことは何だったんだろう、そんな気持ちにならざるを得なかった。
リスニングを重視してきたはずなのに、リスニングが思うようにできず、つくづく自分って才能ないな、そう思った。
TOEICを受けてから約2週間後の9月27日。
結果をオンラインで確認した。
結果は、、、
最高得点、、、
900点超えた、、、
高揚した。
けどなぜかリスニングの方が得点が高い、、、?
よく分からなかった。
リスニングは体感50%ほどしか聞き取れていないのに470点、、、?
リーディングは15分余るくらいだし、ある程度できたと思っていたが。
そして、、、
900点超えたのに、、、
超えたのに、、、
なんで、俺は満足してねえんだ、、、
こんなの、デンジと一緒じゃねえか、、、
900点超えたら、英語がすらすら聞こえて、喋れるのかなって思ってた。
そんなことなかった。
TOEICは大問1から聞き取れず、ましてネイティブの言ってることは何も聞き取れない。
自分が思い描いていた900点とはあまりにもかけ離れていた。
誰かが言っていた“TOEIC 900点はスタートライン”という言葉を思い出す。
900点超えて、リスニングの聞き取れている体感が50%だと、、、
そんなの、、あんまりじゃあねえか、、、、
人に見せられる点数が1つ増えただけだった、、、
それだけだった、、、
そっか、俺は、英語を聞き取りたくて、そして、喋りたかったんだ。
読んでいただきありがとうございます。