育児日記
おうちの方と担任の先生が毎日やりとりをする育児日記。まだ言葉で伝えられない0・1・2歳児の子ども達の園での様子を知る大切なツールですね。
私も二番目の子は保育園に預けていたので、担任の先生が書いてくれる日々の息子の成長やエピソードがとても楽しみでした。時には子育ての辛さや悩みを相談したりして、担任の先生との交換日記のようでもありました。
この育児日記を毎日、0歳児の担任は一人で3人、1・2歳児の担任は6人書きます。一人10分位かかるので、全員書くのに1時間かかります。子どもが眠っている時間は2時間程度。休憩時間は45分なので、それ以外のことはほとんどできません。
休憩時間が45分と言っても、食事に15分(保育士は食べるのが早くなるのです)かかって、残りの30分はやっぱり週案や個人記録などを書いています。
子ども達が眠っている間、いつ保育室を覗いても、先生達は何かを書いています。どの仕事も大変でしょうが、保育園の仕事も心が休まる時間はありません。
育児日記は、おうちの方と子ども達の成長を共有する大切なものです。でも、こんなことを書いたら叱られそうですが、もう少し簡素化できないものでしょうか。毎日顔を合わせてお話できる保護者の方もいらっしゃいます。日々子どもの成長には驚かされますが、文字ではなく、言葉で伝えてもいいような気がします。
先日、担任の先生が、お迎えに来られたお母さんにお手伝いをしている姿を動画に撮って見てもらっていました。他の先生も”いいな“と思った瞬間を写真に撮って見てもらっています。
時には文字よりも伝わる便利なツールを利用して、効率的に時間が使えるようになるといいのではないかと思います。今日の保育を振り返り、明日の保育の準備をして、子ども達がもっと日々楽しく過ごせるように考えるための時間ができるよう考えています。