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“保育士”の仕事はラッキー


 1年の半分が終わりました。時間の流れのあまりの早さに愕然とします。年を取るごとに、1年が過ぎるのが早く感じるのはなぜでしょう。
 以前、年を取ると、毎日同じことの繰り返しで、ひとつひとつのことを無意識にするようになるので、時間の流れが早く感じるようになると聞いたことがありますが、本当でしょうか。

 子どもは、毎日新しいことに出会い、新しい経験をして心を動かすので、時間がゆっくり流れる、という理屈になるそうですが、そうかもしれません。子どもは、一日に何度も転び、何度もけんかして、何度も仲直りして、常に心が動いています。

 「こんな虫見たことない」「この野菜、初めて食べた」「これどうやって使ったらいいの?」子どもの毎日は新しいものとの出会いの連続です。

 小さな発見に目を輝かせている姿を見ると、子どもっていいなと思います。
そんな子どもの側にいるので、見過ごしてしまいそうな小さな虫に気づいたり、鳥の鳴き声や蝶の登場に敏感になれるんでしょうね。

 いくつになっても子どもの側にいられるこの仕事を選んで本当にラッキーでした。

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