笹の葉さーらさら
E先生のお父さんが、待望の七夕の笹を能古島で採って、運んで来てくれました。とっても綺麗な笹を3本、りんご3組(年長組)の子ども達が代表で受け取りました。
1ヶ月くらい前から、りんご3組の子ども達は、七夕の笹についていろいろ考えを巡らせていました。「笹の葉は、どこに行けばあるのかな?」「そんな大きな笹をどうやって運べばいいんだろう?」子ども達は一生懸命考えていました。
私は昔、山に行ってヤブ蚊と闘いながら笹を切って軽トラックに乗せて運んだことがあります。りんごの花保育園の子ども達は、ほとんどの子が笹が生えているところを見たことがないでしょう。一緒に山に採りに行きたいと思いましたが、安全面などなかなか難しく、もどかしいです。
七夕になったら、どこからか笹がやって来て短冊を結んで七夕行事をするだけでは物足りないと思います。笹がどんなところにあるのか、子ども達自身で考えてほしいと思いました。担任の先生に問いかけられた子ども達は、先生達やおうちの方に訊いて答えを探しました。
いろいろな先生やおうちの方に訊ねてわかったことは心に残り、自分で考えることが大事だと思ってくれたのではないかと思います。
夕方、笹を階段と廊下に飾り、お迎えに来られた保護者の方が、子ども達と一緒に短冊を結びつけてくれました。
明後日は、七夕会です。七夕の笹をどうやって調達しようか…と考えてから1ヶ月間くらい、その日を楽しみにしていたので、七夕への思いがさらに膨らんでいるようです。