想像力と、創造の材料
昨日の職員勉強会の時、いつものように、こんばんは保育担当のN先生が美味しい和菓子を差し入れしてくれました。
和菓子を箱から出すと、そそくさとりんご組(3・4・5歳児)の先生達が、和菓子の包装紙とリボンを集め始めました。「お部屋で出したら、すぐになくなるんですよ」と、嬉しそうです。
りんご組の子ども達の創作意欲は、日々高まっているようで、いつ保育室を覗いても、誰かが絵を描いたり、ハサミで切ったり、のりを貼ったり真剣な顔で作っています。
主任のA先生が、「最近のりんご組の子ども達の想像力はすごいですね。「宇宙船を作ろう』と誰かが言ったら、『うん、いいね』『ここに窓を作るね』って、すぐに役割分担してるんですよね。」と話してくれました。
日常的にイメージを持って作っているので、感性が動くと、すぐにイメージが湧き、友達と共有できるようになってきています。まさに、昨日ブログに書いた幼児期の終わりまでに育てたい子どもの姿の『協同性』です。
密かに今年度の目標としていた子どもの姿が、このように早く表れるとは思っていませんでした。昨年の保育の土台の上に、今年の子ども達の姿があります。
それぞれの先生の思いや願いが込められて子ども達の心が育っています。子ども達に真摯に向き合ってくれる先生達に感謝です。