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アロマテラピー検定1級試験勉強:シソ科の精油②、ビャクダン科、エゴノキ科の精油

こんにちは。

この記事では、私が5/9(日)に受験する、アロマテラピー検定1級の受験対策のプロセスについて書いています。今回が6回目です。

将来受験しようと思っている方や、受験する予定で、ほかの人がどんな風に勉強しているのか参考にしたい方に読んでいただければと思います。

今回も公式テキストの精油のページの情報をもとに、あれこれネットで調べた情報も踏まえて書いていきます。

前回は、7種のシソ科の精油のうち、クラリセージ、スイートマジョラム、パチュリ、メリッサについて書きました。今回は、残りのペパーミント、ラベンダー、ローズマリーについて書きます。ペパーミントとローズマリーは葉から、ラベンダーは花から水蒸気蒸留法で抽出します。また、公式問題集を解いていて、よく出題されている、ビャクダン科のサンダルウッド、エゴノキ科のベンゾイン(レジノイド)についても書いていきます。

まず、シソ科ローズマリー。公式問題集を見る限り、ローズマリーは出題率が高いように思います。香りを楽しむだけでなく、キッチンハーブやとしても親しまれていますし、抗菌作用が期待されるともいわれています。学名の「Rosmarinus」がラテン語の「海のしずく」を意味すること、「マリアのバラ」と呼ばれるようになった伝説があることは、公式問題集で出題されています。ローズマリーには種によって精油の構成成分が異なる「ケモタイプ」が存在します。肌を清潔に保つ作用があるとして、スキントニックなどに用いられてきたそうです。ローズマリーの精油の香らせた小部屋で計算などの試験を行ったところ、速度や精度に対する良い影響が示唆された報告があるとのこと。ハーブティーにもできるので、生活の中に取り入れやすいアロマだと思います。

つぎに、シソ科ラベンダー。フランスの科学者ルネ・モーリス・ガットフォセがやけどの治療にラベンダー精油を用いたことや、古くからスキンケアに使われてきたことが公式問題集で出題されていました。ラベンダーといえば、リラックス、安眠のためによく用いられ、親しみのあるアロマだと思います。学名の「Lavandula」は「lavo(洗う)」や「lividus(青みがかった鉛色)」に由来すると言われています。名前の由来もよく出題されるので覚えておこうと思います。

3つめに、シソ科ペパーミント。別名セイヨウハッカ。おなじみのメントールという成分を含み、食品・医薬品・化粧品によく使われています。学名の「piperita」は「コショウのような」という意味だそうです。出題対象の精油に「ブラックペッパー」があります。香りは全く違いますが、ひっかけ問題にされそうな名前ですので注意します。ラベンダーは安眠に用いられますが、ペパーミントは眠気覚ましに使われることがあります。

シソ科は以上です。

ビャクダン科サンダルウッド。主な抽出部位が心材なのは、出題対象の中ではこの精油だけです。抽出方法は水蒸気蒸留法です。アジアン雑貨店などでよくお香が売られています。古くから宗教と深い結びつきがあること、輸出規制によりインド産の供給が減り、近年はオーストラリア産の流通量が増加していることは、公式問題集で出題されていました。インディアンサンダルウッドとオーストラリアンサンダルウッドは植物起源が異なる別種だそうです。

エゴノキ科ベンゾイン(レジノイド)。別名アンソクコウジュ。以前も書きましたが、樹脂などから「揮発性有機溶剤抽出法」を使って生成される精油をレジノイドと呼びます。出題対象の精油で、樹脂から生成される精油は他にも、ミルラとフランキンセンスがありますが、これらは水蒸気蒸留法を使います。レジノイドはベンゾインだけです。私はベンゾインの香りを知らないのですが、バニラのような甘い香りがするそうです。別名「安息香」であることは公式問題集で出題されていました。香りの保留材としてローズやサンダルウッドなどとブレンドして使用されるそうです。パチュリも香りの保留材として使用されると書かれていたので、ほかの特徴と一緒に覚えておかないと、問題で間違える可能性があります。香りを知らないのであまりピンとこないのですが、咳や気管支炎などの呼吸器系トラブルに使用されてきたそうです。

今回は5種類の精油について書きました。残り19種についても今後書いていく予定です。

5/9(日)のアロマテラピー1級試験まであと7週。

正直、あと7週も勉強しなくてもいいかもしれない…という印象です。


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