アロマテラピー検定1級試験勉強:直前編
こんにちは。
この記事では、私が5/9(日)に受験する、アロマテラピー検定1級の受験対策のプロセスについて書いています。今回が12回目です。
将来受験しようと思っている方や、受験する予定で、ほかの人がどんな風に勉強しているのか参考にしたい方に読んでいただければと思います。
公式テキストの精油のページの情報をもとに、あれこれネットで調べた情報も踏まえて書いています。
前回で出題対象のすべての精油について書きました。何度も書きますが、公式問題集を見る限り、ほとんどが精油についての問題が出題されるはずです。
いよいよテストは明日となりましたので、今回は直前編として、これだけは覚えましょう!という内容をまとめようと思います。
まずは、出題によく出る、精油の抽出部位・生成方法について。ほとんどの精油は、葉から水蒸気蒸留法で生成されます。ミカン科はネロリ以外果皮の圧搾法です。答えが思い出せない場合は、ミカン科の場合は果皮の圧搾法、それ以外は葉の水蒸気蒸留法を選んでおけば当たる確率が高いです。あとは、精油名の後ろにカッコ書きがあるもの(レジノイド)、(アブソリュート)は揮発性有機溶剤抽出法です。これ以外の生成法の精油を下記にまとめます。
・花の水蒸気蒸留法:イランイラン、クラリセージ、ジャーマンカモミール、ローマンカモミール、ジャスミン、ネロリ、ラベンダー、ローズオットー
・心材の水蒸気蒸留法:サンダルウッド
・球果の水蒸気蒸留法:ジュニパーベリー
・果実の水蒸気蒸留法:ブラックペッパー
・樹脂の水蒸気蒸留法:フランキンセンス、ミルラ
・根の水蒸気蒸留法:ベチバー
次に、各精油でよく出題されるキーワードをまとめます。
・イランイラン:バンレイシ科、花の中の花、オリエンタルな香料
・クラリセージ:マスカットワインの香りづけ、目につけると視界がはっきりする
・グレープフルーツ:果実がブドウのように房状につく、光毒性をもつ
・サイプレス:男性がリラックスできる、別名ホソイトスギ、森をイメージさせる香り
・サンダルウッド:ビャクダン科、瞑想や宗教儀式のお香に使用された、インディアンサンダルウッド、オーストラリアンサンダルウッド
・ジャーマンカモミール:青い精油、ジャーマンカミツレ、リンゴのような香り、一・二年草
・ジャスミン(アブソリュート):フローラルな香り、香水、モクセイ科、揮発性有機溶剤抽出法
・ジュニパーベリー:洋酒のジンの香りづけ、球果
・スイートオレンジ:アマダイダイ、魔よけの「オレンジ・ポマンダー」
・スイートマジョラム:ギリシャ神話のアフロディテ、「major(より大きい・重大な)」に由来
・ゼラニウム:フウロソウ科、ローズ調のグリーン感のあるフローラルな香り
・ティートリー:アボリジニ、お茶の木、ライラックやナツメグやライムのような香り、制菌作用
・ネロリ:イタリアのネロラ公国の公妃が愛用、ダイダイ、ビターオレンジ
・パチュリ:衣類の虫よけ、土臭く甘くウッディな香り、香りを長くとどめる保留材
・ブラックペッパー:中世ヨーロッパでは金と同等の価値、果実
・フランキンセンス:「新約聖書」でイエス・キリスト誕生のときに捧げられた、樹脂、乳香
・ベチバー:根が織物として扇や敷物に用いられる、土臭さ、害虫対策
・ペパーミント:セイヨウハッカ、コショウのような、メントール
・ベルガモット:紅茶のアールグレイ、ケルンの水、光毒性
・ベンゾイン(レジノイド):樹脂、揮発性有機溶剤抽出法、エゴノキ科、バニラのような香り、アンソクコウジュ
・ミルラ:樹脂、「新約聖書」で、イエス・キリストに捧げられた、
・メリッサ:レモンバーム、ミツバチ、レモンのような香り
・ユーカリ:清涼感のある香り、1,8-シネオール、フトモモ科
・ラベンダー:青みがかった鉛色、シソ科、質の良い睡眠
・レモン:十字軍の兵士が持ち帰った、リモネン、シトラール、光毒性
・レモングラス:日本の気候に合い育てやすい、ジンジャーとレモンを混ぜたような香り、イネ科
・ローズ(アブソリュート):揮発性有機溶剤抽出法、バラ科
・ローズオットー:水蒸気蒸留法、ダマスクローズ、低温で固まる、バラの谷
・ローズマリー:海のしずく、聖母マリアの青いマント、マリアのバラ
・ローマンカモミール:ローマカミツレ、リンゴのような香り、多年草
あとは、精油が属する科目も覚えておきましょう。下記の記事にまとめてあります。
事前に、試験サイトのURLやログインパスワードなども再確認しておきましょうね。
5/9(日)のアロマテラピー1級試験まであと1日。