ロシアによる過度な言論弾圧

こんにちは。ringodonです。ロシアによる過激な言論弾圧について解説します。

1991年にソ連は解体し、ロシアは一時的に民主化しました。しかし、エリツィン政権下でロシアはどんどん貧しくなり、治安が悪くなってしまいました。美しい建物からは想像もつかないような酷い時期だったのです。そこそこでマフィア同士の争いは起こるは、犯罪は日常茶飯事となっていきました。そんな中1999年にエリツィンは辞任します。そして現ロシア大統領が権力を握ることとなります。彼は、チェチェン紛争に勝利し、ロシア経済を急速に回復させたことで国民から絶大に支持されていました。しかしその裏では反対意見を弾圧していました。これがいわゆるロシアによる過激な言論弾圧の始まりです。2005年に混合政治扱いされるなどロシアは徐々に自由から独裁へと進んで行きました。

2008年にはメドヴェージェフが大統領になるものの、現ロシア大統領は首相になっても政治を自分の思うままに動かしていきました。

時は2012年。現ロシア大統領が大統領に復帰しました。しかし不正選挙が疑われていました。この結果に抗議した人は「ロシアは自由になる!」などと抗議しました。同年、現ロシア大統領を批判する曲を歌った人が拘束されました。この時から本格的に独裁化していきます。

2014年に彼はクリミアを併合しました。それまでは民主制を維持していました。ここからかつてないほどに言論弾圧が進みました。2018年頃にはインターネットも規制され始め政府に批判的なことを言いにくくなりました。

2020年、ナワリヌイ氏が毒殺未遂に遭いました。彼は容態が無事回復し、2021年に帰国するとでっちあげの罪で拘束されました。彼が拘束されると、ロシア全土でナワリヌイの釈放を求めるデモが相次ぎました。しかし、ナワリヌイの釈放を求めるデモの参加者は次々と拘束されていきました。

ウクライナ侵攻後はこれまで酷かった言論弾圧がさらに酷くなり、SNS、海外メディアが規制され正確に情報を得ることもできなくなっていきました。政府の報道の嘘を暴いたり、ウクライナ侵攻に反対すると「軍の信用を意図的に落とした罪」で拘束されるようになりました。独立メディアも弾圧されていき次々と閉鎖に追い込まれました。

ロシア憲法上では言論の自由を認めていますし、言論弾圧をしてはならないとしています。しかし、ロシア政府は権力を維持したいがために反対意見を弾圧しています。つまり憲法違反を行っているのです。これも日本ではほとんど知っている人がいないし、マスコミもほとんど報道しません。

このような憲法違反に黙っていることはロシアによる過激な言論弾圧に加担することになります。この記事をSNSで拡散し、みんなに知らせてください。

また、本格的に言論弾圧に反対したい方はこのオンライン署名に賛同してみてください。↓

https://chng.it/4Z7LP75cJG


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