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カンタベリー大聖堂とは?歴史あるイギリスのゴシック建築物!

こんにちは。今回は歴史あるイギリスのカンタベリー大聖堂について解説します。是非最後までご覧ください。


カンタベリー大聖堂とは?


カンタベリー大聖堂はイングランドケント州のカンタベリーという都市にあります。約1400年の歴史を誇る英国国教会の代表的な大聖堂です。このゴシック建築物はなんと、複数の建築様式が使われています。

カンタベリー大聖堂の歴史


597年、ローマ教皇から派遣されたアウグスティヌスが602年に大聖堂の前身を創建し11世紀にロマネスク様式で完成させました。

その後、大聖堂は火災で焼失しましたが、12〜16世紀にゴシック様式で再建されています。

16世紀、ヘンリ8世は離婚問題のこじれからローマ教会と決別し、国王を首長とする英国国教会を設立しました。カンタベリー大聖堂はその総本山となりました。しかし、大聖堂と同時期に同じ修道士により建てられた聖オーガスティン大修道院は閉鎖され、現在は廃墟になりました。大聖堂と修道院の変遷は、王権と教皇権の複雑にからみあった対立の歴史を表しています。

この大聖堂の驚くべき話


12世紀、ヘンリ2世と対立し暗殺されたトマス・ベケット大司教が聖人に叙せられました。人々が祈りを捧げるだけで、なんと重篤な病人やけが人が次々に治癒する奇跡が起きました。その事もあってかカンタベリーの大聖堂には多くの巡礼者が訪れるようになりました。

1685年、20万人のフランスのプロテスタントがカトリックによる迫害を逃れてイギリスへ逃亡しました。

多くは、すでにフランス人コミュニティと教会があったカンタベリーに定住しました。今日でも、彼らの子孫は毎週日曜日にカンタベリー大聖堂でフランス語で礼拝を行っているようです。

カンタベリー大聖堂の見所


カンタベリー大聖堂は、歴史ある建築物のため、さまざまな見所があります。さまざまな時代の建築様式をみて楽しめるのも見所と言ってよいでしょう。


この写真を見るとゴシック建築の特徴がわかります。それはなんでしょうか。

高く壮大なアーチ型の天井に白くそびえる柱です。これはゴシック建築の特徴であり、魅力のひとつです。


ステンドグラスの鮮やかな雰囲気。これをよく見ると、キリスト教を感じさせるようにも見えます。

豪華な装飾でありながらも無駄がなく、個々の要素の魅力が感じられます。これを見ると美しい音色が流れてきた感じになります。


美しい。

美しいだけでなく歴史を感じさせる写真。

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