青春18きっぷでの一人旅(はじめて編)
こんばんは。るりです🍎
私は忘れっぽいので、書きたいと思った時に記事を書こうと思います。
始まりは、ほんの4ヶ月前、私は高校生の頃からの日常が、あっけなく終わってしまいました。(亡くなったとかじゃないから安心してね)それからの毎日は、本当に沈んだ気持ちで過ごし続けていました。
そこから少し経って、私は、青春18×2という映画を見ました。すごく胸が高鳴ったのを覚えています。仕事から帰ってきた母に、この映画を強制的に見せました。母は面白いという感想を言いました。ですが、私からしたら面白いなんてものではなく、何かしたいという感情に駆られました。母は大学時代に、いろいろな場所に旅行に行っていたので、私もしたいとその場で言いました。恥ずかしながら私は、箱入り娘でしたので、一人で旅行なんて、怒られるかもしれないと思っていました。しかし、母だけでなく、父までノリノリで応援してくれました。
そして、8月の下旬、大きいリュックを引っ張り出して、ノリノリで着替えを詰めました。朝になって、行ってきますと玄関で大きな声で言うと、母は昔を思い出すかのように、一枚だけ私の写真を撮り、行ってらっしゃいと返してくれました。
電車に乗り込み、ここから青春18きっぷの旅が始まりました。6時の電車に乗り、16時に大阪に辿り着きました。
その日の感想を紙のノートに書き出していたので、ここに書き写してみます。
1日目の感想
・思ったよりもお尻痛くなかった
・途中の3時間を耐えられたら余裕
・ご飯を効率よく食べるには…?
・エスカレーターが右!!!
・たこ焼きが出汁の味してうますぎる
・18きっぷに対しての駅員さんの優しさは、地元の方が上だけど、そりゃそうだよねたくさんみてるもんね
2日目の目標
・誰かに話しかけてみる
・写真たくさん撮る
・鴨川行ってみたいなあ
・ホテル近くのラーメン食べる
2日目はずっと前から行きたかった場所に向かいました。
早起きをして、計画を立てるのがとても苦手だけれど、前日の予定通りに進めるように頑張りました。数日後にライブに行く予定の、藤井風の曲を聴きながら電車に揺られ、憧れていた場所にたどり着くことができました。
次に、バスに乗って、伊根に向かいます。実は、大本命は伊根だったのでバスの中ではかなりドキドキしていました。
バスから降りて、船の乗り場についてから、記念にポストカードを買いました。その乗り場で、電車の中で話した男性が伊根プリンを買ってくださいました。なぜくれたのか分からないでいると、
「元々天橋立だけに行く予定だったが、お嬢さんが伊根について教えてくれて、すごくいいものが見れそうだから、そのお礼」
と言われました。とても甘くて美味しかったです。
そして船に乗り込みました。お隣のご家族のお子さんの名前が私と同じ名前で、呼ばれるたびにドキッとしたりしながら、海を眺めていました。
ついに伊根の舟屋が見えた時、なんだか感動して泣いてしまいました。ずっときたかった場所に来れたこと。初めて自分で少し離れたところまで来れたこと。まだ18歳の私には、それだけで涙が溢れました。
プリンの男性が記念だからと撮ってくださった写真の私は、いつもよりもなんだか私らしかったです。
船を降りてからは、歩いて街を眺めたり、外国人の観光客さんのシャッターを押したり、とにかく素敵な時間でした。私は語彙力がないので、表現するのが難しいのですが、人生を抱きしめた感覚がしたほどです。
この後のホテルとかもすごく良かったし、帰り道の話とかも書きたいけれど、一番ワクワクした経験で文章を終わりにしたいので、今日はここまでにします。
冬も18きっぷで5日間の旅に出るので、今からとても楽しみです。18きっぷのルールが変更されたので、連続5日間です、どうなるかな。またこのことも記事にしたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。またいつか🍀