同じ曲なのに喜劇と悲劇にわかれるガーディナーとアーノンクール

画像1 アーノンクールとベルリンフィルのシューマン交響曲第4番を聴いて【地獄、ないし煉獄の音楽】とおののいた記憶をもつ人は少なからずいるだろう。その人たち、ガーディナーとロンドン響の本CDを聴いてみて欲しい。同じ曲を全うするにしても、片方は暗黒な演奏で両足が沼地に埋もれ解決不能。それに対して当盤はキモイほど明るく、ノンヴィブラート奏法は弦だけではなく管楽器にまで強制の【ハラスメント楽園】の様相。たのしいのコレ?いや結果どちらも地獄という深淵の結論でなければよいのだが。ゆえに両盤、必聴です。

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