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【SHIROFES.2017レポ】This is 弘前! みんなが主役だった1日を振り返る


こんにちは、りんご飴マンです。

ちょっと遅れてしまったのだけど、7月2日に弘前公園で開催されたダンスとパフォーマンスの祭典「SHIROFES.2017」(DAY3)をレポートしていくよ。

※「Red Bull BC One Camp」については色々なメディアでレポートされているから、それ以外の部分について紹介していくね!


SHIROFES.ってなに?」という人はこちらを読んでからどうぞ。

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「SHIROFES.2017」開幕直前! ダンサーじゃないあなたにこそ来てほしいから書きました

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最高のコンディション&ロケーションで開催

快晴の弘前。フェス日和でテンションもMAXだが、気温もMAX。

この日、7月初旬にして最高気温30°超え。県外・海外からゲストで来ていたダンサーたちはビックリしたんじゃないかな。避暑地のイメージがあるよね、青森って。

それにしても、午前中からすごい人。ちなみにこの日だけで6,000人を超える来場があったらしい。ほぇ〜。

有料エリア(この日は無料だったけど)にこんなに人が集まっているのは珍しくて、弘前さくらまつりのときみたいな活気だったよ。


青森のかわいいゆるキャラたちがお出迎え。天守前の芝エリアはほんわかムードで子供たちが大はしゃぎ。たか丸くん(右から2番目)かわいい。


りんご飴マンも参加したんだけど、ピーちゃんの圧がすごかったよ。


あれ? たか丸くん何を持っているの?

実はコレ、コンビニでもよく見かけるエナジードリンク「レッドブル」なのだが、城フェスとRed Bull BC One Campのコラボ開催ということで、会場でサンプリングしていたのだ。うだるような暑さでもこれがあればエネルギー全回復だね。

レッドブル最高!(CMオファー待ってます)


ちなみに、とても綺麗なレッドブルガールが「エナジー足りてますか?」と近寄ってくれたので、「一緒に写真撮ってください」と言いました。今日来てよかった。



それぞれが自由に楽しむフェスビレッジ

少し話が逸れましたがレポートの続きを。前回も少し書いたのだけど、今回の城フェスは「フェスビレッジ」と「メインエリア」があるのです。


フェスビレッジは、冷たい飲み物や美味しい食事の提供、そして地元クリエイターの作品展示やワークショップもある、その名の通り村のような集合体なのだ。その一部を紹介していこう。


まずはお酒。僕はこれがないとはじまりません〜。BAR APPLEでは、リンゴのカクテルも人気だったよ。


食べ物も充実。たくさんの露店が並んでいてどれも盛況だったけど、この暑さだし、かき氷が特に人気だったかな。


りんご飴マンは地元で人気のパスタ屋さん「PastaYa」さんで腹ごしらえ。プラスチックのカップに入ったかわいくてオシャレな仕様でした。


キッズを対象にしたワークショップも好評。こちらはFUJI LABOさんのはんこを使ったワークショップ。

色々なはんこを紙におして1つのアートを作ろう。


完全手縫いのハンサムリネン「KOMO」の展示販売。弘前の隣・鶴田町のクリエイター岡 詩子さんによる人気商品。ストールとしての着け心地がよくて、りんご飴マンも2つ持ってるよ。


HELIANTHUS(ヘリアンタス)さんによるリラクゼーションコーナー。「アクセスバーズ」という脳のデトックスができるセラピーを受けることができ、スタッフさんも気持ち良さそうでした。やればよかった…。


お、キッズたちに人気のこのコーナーはなんでしょう?


実はコレ、誰でも参加できるアートスペースで、水鉄砲にカラーの水を入れてふすま風のコンパネに発射していたよ。

これが一体何になるかと言うと…


ジャーン!!!!

なにこれすごい!


この作品は、地元のアーティスト・水谷さんによるもの。

水鉄砲で作った背景に、弘前城とダンスをモチーフにした作品に仕上げてくれたんだね。まさに子供達とのアートの共作。素晴らしい。


隣に目を移せば心地よいミュージックを提供してくれるDJたち。お酒が進みますな。


そして将棋を指すキッズたち。渋すぎる…


こんな感じで、みんなそれぞれが自分のスタイルで楽しめるのがフェスビレッジ。普段なかなか出会えない青森のクリエイターたちと触れ合えるのも嬉しいね。立派なブナの木が良い具合に日陰を作ってくれて、休むには最適なスペースだったよ。


ちなみに下条橋付近では「はしご車」の体験コーナーが大盛況。一度やってみたかったので、りんご飴マンもチャレンジ。


スタート! おお、上がっていくー。


え? 高くない? え?


ぎゃあああああああああ!!!!!

怖い!!!! 助けてくれーーー!!!!


言っておくが、僕は別に高所恐怖症ではない。しかし、ちょっとした風でも結構揺れることと身動きもとれず立ち尽くすあの空間は、観覧車やジェットコースターとはまた違う怖さなのだ。


消防士さん「最大で40mまでいけます。今30mです。いっちゃいますか?」

ぼく「今すぐ降ろしてください


はしご車…オススメ…です(白目)




アドレナリン全開のメインステージ

さぁここからはメインステージをダイジェストで。ご覧の通り超満員で写真を撮りたくても撮れないくらいの人だったのだけど、何とか潜入してきたので紹介していこう。


弘大囃子組によるねぷた囃子で開幕。炎天下でこれを聴くと、夏が来たって感じがするよね。


地元のダンススタジオ・FUNKY STADIUMさんによるダンスショー。キッズとは思えないキレキレなダンスでオーディエンスを湧かす。


おなじみの農業活性化アイドル・りんご娘は会場も一体となるパフォーマンス。夏フェスっぽさがすごい。


中央でぴょんぴょん跳ねている子供達がめちゃくちゃ可愛かった。これは間違いなく将来のりんご娘たちだね。


弘前実業高校書道部による書道パフォーマンス。音楽に合わせ、それぞれが筆を走らせるチームワーク。どんな作品ができるのだろう…?


津軽!!

最後の文には「これぞわんど(私たち)の佞武多(ねぷた)祭り」。短い時間の中でこんな大作を完成させてしまうのだから、驚きだよね。


そしてここからはダンスバトルステージ。穏やかな雰囲気の中にも、ピリっとした空気に包まれる。


ダンス経験が一切なく、ダンスの大会も見たことがないりんご飴マンだったけど、これはむちゃむちゃカッコよかった。むしろこんな人生でありたかった。


ウィナー!

ところで、ダンサーの下にあるカッコ良いトロフィーにお気づきだろうか?


実はこれも、地元クリエイター「FUJI LABO」さんによるもの。世界的な大会で弘前のデザイナーが活躍なんてすごいよね。

世界6か所で開催されるヒップホップカルチャーの複合的イベント"Red Bull BC One Camp"で優勝者に授与されるトロフィーを製作させて頂きました。本体の素材は桐を使いパーツの細かい部分を再現、全体的に深く彫り立体感を出しました。塗装は白の部分にペンキをそれ以外は漆を使用し津軽塗を応用したものに。黒い部分は仕掛け漆の上に黒漆を、BC ONE CAMPと台座の文字にはFUJILABOオリジナルの宇宙塗りを施しました。

※FUJI LABO公式Instagramより


ダンスってプレイヤーや、見る人によっても感じる魅力が違うと思うのだけど、僕にとっては本当に驚きの要素が大きくて。なんか人間の体の構造を無視したような動きがたまにあるんだけど、自分の体ひとつでここまで完成されたパフォーマンスを見せられると、人間に限界なんてないんだなと思う。りんご飴マンも情熱大陸に出るという夢をあきらめずに生きようと思う。



また脱線してしまいましたね。脱線したついでに、番外編についても触れておこう。



【番外編】

な(津軽弁で「あなた」)は何しに弘前へ?

城フェスの会場では市内の人はもちろん、県外からも、そして外国人の方も多く来場していた。そこで先日、NHKの某番組でインターナショナルな存在であることも証明されたりんご飴マンは、何を勘違いしたのか思い切って外国の方に、「弘前ってどう?」と聞いてみました。

※掲載許可をいただいております


まずはこちらの男性。とても気さくにインタビューに応じてくれて話を聞くと、なんとカナダから十和田に移住したという。

「今は英語教師をやっていて、十和田に住んでもう3年になるね」と教えてくれた。弘前の印象について聞くと、「今回はこのイベントを知って来たのだけど、何回か行ってるし、とてもビューティフルな街だね。自然も豊かで気持ち良いよ」とのこと。嬉しい!


続きましてこちらのご夫婦。オーストラリアから観光で来たとのこと。Welcome to HIROSAKI!

「今日は弘前観光で、明日は青森市よ。楽しみ」と笑顔で話してくれた。弘前については、「街並みがキュートで、気に入ってるわ」と満喫してくれているようでよかった。青森市も楽しんで!


最後はこちらの男性。インドから、なんと2週間前から六ヶ所村に滞在しているという(観光か仕事かは聞きとれなかった…)。弘前については、「親切な人たちがいて、グレイトプレイスだね。ヒップホップが好きで、このイベントのことを知ったから来てみたんだ」と話してくれたよ。ありがとう!


なんというか、人間必死になればジェスチャーと僕のひどすぎる英語力でも伝わるんだなと思った。気さくに応じてくれた皆さん、ありがとうございましたー!




夜は妖美なステージ、そしてフィナーレへ

本編に戻り、日が暮れると一転、ムーディーさが際立つステージに。写真は弘前市内を中心に活動中の、SOUL R&BなどBlack Musicを演奏するバンド「Needle groove of the record」さんなのだけど、めちゃめちゃ上手かった。実は振り返ってみると、僕はこのバンドが一番心踊ったというか、「やられたー」という気持ちになったよ。またぜひ観たい!


「天使すぎるアルパ奏者」こと、小野 華那子さんのステージ。気温が下がり、過ごしやすくなった夜にアルパの音色は心が浄化される。


三上 虎之介さんによる津軽笛のステージ。普段はとても笑顔の似合う高校生なのに、笛を持つと雰囲気がガラリと変わる圧巻のパフォーマンス。今回も楽しませていただきました。


弘前大学ストリートダンスサークル A.C.T. によるダンスステージ。

ふと思ったのだが、夜のダンスって美しいなぁ…。ライトに照らされたダンサーも、揺らめく影もめっちゃ綺麗じゃないですか。


体のラインというか、ひとつひとつの動きがよりシャープに見えてカッコいい。まるで動くアートだね(うまいこと言った)。

まぁ何に一番驚いたって、夜になっても人が減らず盛り上がり続けたステージだよね。みんな若すぎるよ。おじさんそんな体力ないよ。


そして最後はもはや恒例? 「ぱやらぼ」によるプロジェクションマッピング。お城を被写体に、弘前とダンスをテーマにした素晴らしい作品だったよ。次回はどんな作品を見せてくれるのか、今から楽しみだね。




弘前の「個」が集結した総合イベント

いかがだっただろうか。

ダイジェストにてコンパクトにまとめてみたつもりだが、ちょっと長く書きすぎてしまった。そして、全てを紹介したい気持ちは山々だが、皆さんのスマホの通信制限をかけて恨まれるわけにもいかず、今日のところはここらへんで締めておこうと思う。

ここまで読んでいただいた皆さんがどれだけいるかはわからないが、このイベントがダンスだけに止まらず、弘前のあらゆるジャンルのクリエイターが集結し、それぞれのパフォーマンスを発揮することで素晴らしいコンテンツを生み出していることはご理解いただけたのではないだろうか。


僕が東京生まれ・東京育ちだからそう思うのかもしれないが、地元のクリエイターが地元を題材に面白いものを作れる環境って本当に恵まれているというか、とても羨ましく感じるのだ。

自分たちが育った弘前、自分たちの好きな弘前を、自分たちの手で、やりたいようにクリエイトしてみる。そして次はもっとうまくできるように、また「個」に戻り、いつかまた集結する。この二度と来ない繰り返しの中だからこそ、面白いものが生まれるのではないだろうか。


参加しているみんなの笑顔を見ているとそんなことばかり考えてしまって、これからもこういったイベントがどんどん増えていって、どんどん面白くなる弘前を妄想せざるをえないのです。


城フェス、楽しかったです。ありがとう。




最後にダイジェストムービーをどうぞ!

映像制作会社「オダギリ企画」さんによる力作! ご覧あれ!


舞台の裏側を知ると、もっと楽しくなる。

デザインスタジオ「GLEAM WORKS」さんによる映像作品。


そして運営の皆さん、本当に、お疲れ様でした!!!!


来年も期待!

長文読んでいただきありがとうございました!





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