転職活動:心配性な私の2回目の最終面接
みなさん、こんにちは。
先日SPI試験を受けた会社に最終面接という名の初めての面接を受けてきました。
書類選考→SPI試験→最終面接 の順。
先に言います。
結果は、だめでした。
心の声ですが、希望職種で家からも近く、少し残業はあるみたいだけど取り扱い商品は魅力的で、未経験おっけー、必要なのはPCの基本的な操作ができるスキルだけ。SPIの勉強も時間が許す限り頑張って、面接の練習もしました。その会社で取り扱う商品も何種類か手にとってみたり。できる限りのことをしましたが、だめでした。6月の最初に書類を郵送して、だいたい2ヶ月間の戦いでした。
うあーーーー。もう。
2社連続で最終面接落ちました。
あぁ…受かりたかったなぁ。
今は、図々しいながら
「私の何がだめだったの?教えてよ」
という気持ちと、
「だったら最初に書類で落としてよ!」
という逆ギレの気持ちが拮抗しています。
残念。悲しい。気持ち悪い。
ここからは、最終面接の話をします。
食品関係の会社です。
時間はだいたい1時間程度でした。
面接官は、人事、工場長、常務の3人。
オブザーバーとして人事課の女の人が部屋のすみでバインダーを持って待機。
人事の人からの質問は、基本的なもので淡々と進んでいきました。
わ、どうしようと思ったのは、常務からの質問。
一言目、
「まず、一般的な質問ですが、ITとは何の略かわかりますか?」
えっえっ(動揺)
「すみません。今すぐに出てこなくて…」
うわ、出てこない
「(仕方がない)えーっと、インターネット…?」
「インフォメーションテクノロジーです」(大きめの声)
そうだそうだー!思い出せなかったよー!
この時点で焦り始めます。
続いてその流れで
「通常の生活の中でみんなIT技術を使いこなしているけど、そういったスキルとか、あと、自分の知識としてどのような形で普段勉強とか興味を持っているか聞きたい。」
「…???パソコンとかですか?」
「スマホでも。なんでもOKです」
私の頭の中。真っ白。
なに?なんの質問?何が聞きたい?
意図は何?
質問の意味がぜんっぜん理解できないけど、常務の眼光は鋭い。
なにか、しゃべらないと。
「エクセルやワードは仕事の効率化を図るために必要なスキルだと思っています。それで、」
あーもう思いつかない。
「それで、…すみません。今パッと思いつく中で日常生活でITに注力してきたかというと、今思いつく限りでは真っ当な回答が出来ない気がします。申し訳ありません。」
確か、こんなことを答えた気がします。
そういう業界の会社ならわかる。
食品会社で、ITのことって聞かれるものなんですか?(涙目)
奇をてらってるのか。
家に帰って落ち着いて考えれば、インターネットバンキングとか、キャッシュレス決済とか、そういうものでも良かったのかなぁと思う。
生活に溶け込み過ぎていて、それがIT技術なんて考えたこともなかった。
視野の広さを見られていたとしたら、だめでしたね。
それから、そのあとの質問にも棘を感じてしまいました。
「次の仕事の目処を立てずに転職しなかったのはなぜ?通常は、普通は、多くの人は、決めてから辞める人が多いと思う。社会保険や健康保険の問題や手続きがあったり、持ち出しもあるのではないか。その辺りはどのように考えていたのか?」
要約はこんな感じです。
グッサーと私の心に刺さりました。
こう見えているのかと、面接後しばらく引きずりました。
普通ってなに?
通常ってなに?
みんな、いろいろあるでしょう。
全部がスケジュール通りにいかないことだってあるでしょう。
遠回しに聞いてるつもりだろうけど、その人の雰囲気も含めて私にはこう聞こえました。
「後先考えずに先に仕事を辞めて、どういうつもり?社会保険の手続きもしなきゃだし、税金も支払わなければいけないし、生活費もかかるよね?無計画じゃない?普通は再就職先を決めてから辞めるんだよ。お金どうしてんの?」
最悪の翻訳です…(笑)
自分の決断を否定されたような、そんな気分でした。
反省点は他にもありましたが、特に印象に残ったのはこれらの質問です。
落ちたからといって爆発させてしまった(笑)
受かりたいから、こんな風に思ったことは忘れようと思ってたけど、お祈り郵便を開いたら封筒から黒いドロっとした感情が溢れた。
この会社の商品、しばらく買わないと思います。
意地悪ですかね。
声を大にして言いたいのは、
会社の代表者ってみんなこんなんなの?
はぁ。負け惜しみにしか聞こえない(笑)
わたし、働ける場所があるんでしょうか。
最終面接で落とされる理由が何かあるはず。
何なんだろう。
誰かと比較されて、私の何がいつも最後で負けてしまうんだろう。
心が苦しいです。