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私のスタエフ出発動機

言いたいことは一杯あるのに、いざ言葉にしようとしたら詰まってしまう。

スタンドFMで明るく元気にしゃべっている人たち、まるでアナウンサーとかタレントみたいで、すごいな、いいな、素敵だなと思いながら聞き入ってしまう。

幼稚園の時、いきなり大人数の中に入って戸惑ったことをはっきりと今でも覚えている。いきなり集団の中に入って、どう行動したら良いか分からなくて。

今、そのときのことを思い出したら、泣きそうになる。

母の日記、私が小さいときのことをつけてくれていた日記。愛情深い、たくさんの言葉の中にある、「内弁慶」という一言が私を一番表してくれている。

大勢で騒ぐより、本当にわかり合える人とゆっくり過ごすことが好きだ。今でも。

祖父との時間は今思い返せば、生涯で一番幸せな時間であったと思う。

もうこれから先、二度とあのときの安らぎ以上のものに出会うことはないだろうと言い切れるかも知れない。

言いようのない感覚が私の中からじんわりとあたたかく、込み上げてくる。

いえ、もしかしたら本当は心の奥底に眠っているから、思い出していけば、それを再現できるのかも知れない。

幼少期から成人になるまでに出会う大人の存在は大切だ。まだ子どもの頃のことをしっかり覚えている私は強くそう思う。

スタンドFMを始めた私の目的は、きっと、祖父のような存在になることだと改めて思った。


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